環境NGO11団体が「減プラスチック社会提言書」を外務大臣に提出
日本野鳥の会は「減プラスチック社会を実現するNGOネットワーク」の一員として、WWFジャパン、グリーンピース・ジャパンなどのNGOや市民団体とともに、使い捨てプラスチックの削減や、生態系への廃棄禁止など、法的な規制を伴う事項について共同で提言活動を行っています。
2019年5月29日、「減プラスチック社会を実現するNGOネットワーク」は、河野太郎外務大臣に対して、海に流出するプラスチックごみの汚染から海洋生態系を守り、気候変動への対策として、使い捨てプラスチックの大幅削減等を要望する「減プラスチック社会提言書」を提出しました。
この提言では、「減プラスチック社会」への構造転換に向けて、プラスチック使用量を大幅に削減することを求めるとともに、具体的な削減目標を設定しています。
また、プラスチックごみの発生抑制に向けた法的規制の導入、廃プラスチックの熱回収処理の段階的削減などを求めています。
今年6月に開催されるG20大阪サミットを目前にして、プラスチックによる海洋汚染問題の解決に向けて、議長国日本が果たすべき責任と役割への期待が高まっているため、今回この提案書を、G20の所管である外務大臣に提出しました。同提案書は、近日中に原田環境大臣にも提出する予定です。
提言書の全文は、以下をご覧ください。