目次 |
◆支部の動き ・支部報 保護・調査記事関連トピックス ◆ブロックからのお知らせ ・2018年度日本野鳥の会北海道ブロック協議会 総会報告 |
・2018年度第23回福島県日本野鳥の会 連携団体連合会総会南相馬大会報告 ◆事務局からのお知らせなど ・平成30年7月豪雨で被害を受けられた皆様へ ・会員数 |
本記事は日本野鳥の会へ送付されてきている各地の支部報/会報から抽出して作成し、調査・保護に関心がある野鳥の会の会員へ配信しております。本記事の一部又は全部を不特定多数が見る可能性があるところへ公開される場合は、各支部/各会の了承を事前に得て下さい。記事は筆者の意向に反しないように、取り扱いをお願いします。
●2018/6 千葉県
・夏鳥の声がない(幹事会)
・幻の鳥剥製が新発見の鍵に(4/15日本経済新聞)
●2018/6 東京
・富士山周辺の鳥は減ったのか?
・2018年越冬期の猛禽類調査(参加53名、3団体 研究部主催)
●2018/6 愛知
・コアジサシ営巣誘致活動
・シラコバト?
●2018/6 滋賀
・滋賀県のサギのコロニー
・コノドジロムシクイ
●2018/6 北九州
・テレビ塔、無線塔のライトアップ
・ドイツの風力発電におけるゾーニング
・今期のレンジャク渡来
●2018/6 筑豊
・繁殖期のフクロウの雌雄
●2018/6 千葉県
・夏鳥の声がない(幹事会)
この夏、房総の山に夏鳥の声は殆ど無い。オオルリ、キビタキ、クロツグミ、サンコウチョウ、センダイムシクイ、ヤブサメ等の声である。レイチェル・カーソンは「沈黙の春」でDDTの危険性を指摘したが、現在はネオニコチノイド系農薬である。少量でも動物の脳に影響し、情報伝達の流れを断つ。欧州ではミツバチが巣に帰れず、群れが崩壊しているため、厳しい規制がかけられている。日本では水田で使われており、ツルシギは姿を消し、チュウシャクシギ、ムナグロは激減している。渡り鳥に問題は無いのか、観察記録を残そう。
(千葉県「ほおじろ」NO.446,P2)
・幻の鳥剥製が新発見の鍵に(4/15日本経済新聞)
国立科学博物館の鳥類標本室には研究用の鳥類剥製が約1万点ある。絶滅危惧種でワシントン条約の対象であるフィリピンワシの剥製は非常に珍しい。最近、台湾で見つかった亜種コトラツグミは、ここで保存していたコトラツグミの剥製がその発見につながった。
(千葉県「ほおじろ」NO.446,P13)
●2018/6 東京
・富士山周辺の鳥は減ったのか?
1999年以降の富士山周辺の鳥の生息状況を見た。この間に確認数約50種が約41種と9種見られなくなっている。アカハラは途中から姿を消している。アカモズとオオジシギは壊滅的である。ホシガラス、カヤクグリも見づらくなっている。特定外来生物のソウシチョウの定着の影響も懸念される。
(東京「ユリカモメ」NO.752,P3)
・2018年越冬期の猛禽類調査(参加53名、3団体 研究部主催)
1/7、東京都内及びその近郊で、オオタカ、ノスリの一斉調査をした。オオタカ6羽(5箇所)、ノスリ4羽(2箇所)、ツミ2羽(2箇所)、ハイタカ4羽(3箇所)、ハヤブサ1羽(1箇所)の報告があった。JR山手線内でオオタカ2、23区内の公園でオオタカ2、多摩川沿いでオオタカ2。
(東京「ユリカモメ」NO.752,P12〜13)
●2018/6 愛知
・コアジサシ営巣誘致活動
募金活動でバッチ、デゴイが完成している。デゴイは支部用260個、他団体分640個製作した。3/17、デゴイの色塗りに40名が参加し、4/29、10数名で知多市の出光興産の敷地内に104個のデゴイを設置した。東京都森ケ崎リトルターンプロジェクトへ52個、東海市大同特殊鋼へデゴイ50個貸し出した。7月にコアジサシデゴイ・アート作品コンテストを開催する。
(愛知「愛知の野鳥」NO.376,P5)
・シラコバト?
愛知県で餌台にシラコバトが来ている写真で支部に照会あった。中央アフリカ原産の飼育種ジュズカケバトで、見た目はシラコバトにそっくりの籠脱けであった。
(愛知「愛知の野鳥」NO.376,P12)
●2018/6 滋賀
・滋賀県のサギのコロニー
2008年の調査では、滋賀県内にサギ類(ササゴイは混成したコロニーは作らない)のコロニーが24箇所(内10箇所はアオサギのみ)見つかっている。主に平野部の社寺林や竹林で、多くで周辺住民との摩擦が絶えない。最近はコサギ、チュウサギ、ゴイサギ、アマサギが減っており、この間14箇所のコロニーが消滅した。内12箇所は伐採、追い払い等の人為的な要因である。近年、アオサギは本来の集団で営巣しなくなり、1番〜少数で、しかもヨシ群落内に営巣するものが現れた。
(滋賀「におのうみ」NO.53,P14〜15)
・コノドジロムシクイ
12/7〜1/12、滋賀県南東部でコノドジロムシクイが観察された。滋賀県初記録で、全国的に観察例は少ない。2017/11、大阪でも観察されている。
(滋賀「におのうみ」NO.53,P22)
●2018/6 北九州
・テレビ塔、無線塔のライトアップ
2月末〜3月末の2週間程度、北九州市は夜間観光振興のため、八幡東区の皿倉山山頂のテレビ、無線塔にライトアップを試行した。支部には鳥類への影響が照会された。支部にはデータが無く、本部自然保護室の資料を一部引用し回答した。渡りのコース付近では霧や小雨の場合、ぼかされた光に誘引され、衝突落鳥することがある。ライトアップで昆虫類が誘引され、それを狙う鳥類、コウモリ類への影響が考えられる。視界が悪い時のライトアップは消灯が好ましい。星空を見る人からはライトアップ反対の意見があった。
(北九州「北九州野鳥」NO.384,P9)
・ドイツの風力発電におけるゾーニング
現在、北九州市は響灘洋上風力発電のゾーニングを検討している。StrixVol.31で「ドイツにおけるゾーニングの取り組み」を発表している、畦地啓太氏から話を聞いた。ゾーニングは公的機関が事前に発電所設置適地、不適地を地図上で示し、ドイツではこれに基づき設置取得可否を決めている。以前、EU内では農業の副収入のため、農地を貸し出していた。英国では北海油田の生産減少で洋上風力発電を推進した。ドイツでは景観紛争が起き、ゾーニング制度を導入している。ドイツでは希少種生息地情報は公開されており、その地から風車設置を避ける距離が明示され、衝突死の情報が多くのボランティアで集められている。
(北九州「北九州野鳥」NO.384,P10)
・今期のレンジャク渡来
北九州市ではレンジャクが全く見られない年と、今年のように多い年がある。今回、初認1/20、終認4/14で、南から渡来した。ヒレンジャクが多数であるが、キレンジャクだけの群も少数あった。
(北九州「北九州野鳥」NO.384,P12〜13)
●2018/6 筑豊
・繁殖期のフクロウの雌雄
フクロウは早い時期から雌雄で鳴き交わす代表的な鳥である。早春の里山で夜の帳が降りた頃、オスのフクロウが鳴くと思いきや、メスが「ギャーッ、ギャーッ」と山姥のような凄い声で鳴きだす。遠くでオスが「ゴロッホホーホー」と鳴き返す。オスの声がメスの方へ徐々に近づいたり、その逆もある。一方的にオスが囀り、メスの関心に訴える一般の繁殖形態と異なるようである。
(筑豊「野鳥だより・筑豊」NO.484,P50〜51)
●2018/4 道北
・オオワシ・オジロワシ越冬調査(道北ワシ調査隊)
●2018/3 滝川
・オオジシギ営巣地保全の難しさ
・ワシ類越冬個体数調査
●2018/3-4 盛岡
・盛岡市近郊の厳寒期のシロハラ
●2018/4 南富士
・神の森を守る野鳥保護区(本部レンジャー)
・鳥屋の車
●2018/5 南富士
・新しい保護の形(本部レンジャー)
●2018/5 岡山県
・岡山県でブッポウソウの保護活動をしているグループ
●2018/4 徳島県
・風力発電のセンシティビティマップ
・ちょっと気になる野鳥の和名マヒワ
●2018/6 高知
・四万十川沿いブッポウソウ巣箱点検
●2018/6 長崎県
・モズの動き
●2018/4 道北
・オオワシ・オジロワシ越冬調査(道北ワシ調査隊)
2つの離島を含め、道北の14箇所で調査した。11/26:オオワシ480(A289,J191)、オジロワシ171(A107,J64)、不明45、総計696。12/24:オオワシ229(A130,J99)、オジロワシ149(A104,J45)、不明27、総計405。2/18:オオワシ92(A59,J33)、オジロワシ84(A62,J22)、不明11、総計187。3/4:オオワシ90(A68,J22)、オジロワシ57(A38,J19)、不明9、総計158。
(道北「オロロン」Vol.41NO.3,P9)
●2018/3 滝川
・オオジシギ営巣地保全の難しさ
本部のオオジシギ保護と生息環境保全プロジェクトに参加している。滝川市周辺では石狩川河川敷やゴルフ場周辺で繁殖している。大型機械で牧草刈が始まると、巣立ち前の雛はひとたまりもない。品質の良い柔らかい牧草を畜産農家が求めるので、草刈業者の理解を得るのに難儀する。30年前にはオオジシギは全国に36,000羽もいた。
(滝川「あかもず」NO.51,P2)
・ワシ類越冬個体数調査
2017〜2018年、計5回、調査した。総計オジロワシ46、オオワシ18、不明2を記録した。芦別市から富良野市に記録が多いのは、ハンターが撃ったシカの死骸が放置されているためと推定される。
(滝川「あかもず」NO.51,P15)
●2018/3-4 盛岡
・盛岡市近郊の厳寒期のシロハラ
岩手県ではシロハラを12月中旬〜2月の寒中に見た記憶が無い。ガイドブックでも厳冬期は本州中部以南で餌を採るとあった。支部の探鳥会では2013/2に一度確認しているのみであった。今冬は11月頃より、滝沢市にシロハラが滞在し、越冬した。嘗て、岩手県ではハクセキレイが秋に北海道から渡って来て、春に渡去する冬鳥であったが、今では留鳥になっているように、シロハラも生態を変えつつあるのか。
(盛岡「山翡翠」NO.381,P7)
●2018/4 南富士
・神の森を守る野鳥保護区(本部レンジャー)
シマフクロウを北海道全域に嘗て、1,000羽生息と言われていたが、現在は根釧地域を中心に約160羽だけで、環境省の「絶滅危惧TA類」である。当会は2004年から寄付をもとに、民有地を購入し、現在、12箇所、924haの保護区で10番のシマフクロウを保護し、新たに土地の購入も進めている。支援者の中には遺言でシマフクロウのために寄付をされる方がおられる。土地を売る方、寄付金を寄せる方、様々な想いがある。
(南富士「さえずり」NO.425,P3〜4)
・鳥屋の車
新車から8年半、鳥を見て走行距離26万Km。車の条件はまず四駆で床面が高いこと。次に、野鳥撮影のためにグラスエリアが広いこと。SUVタイプであるが、最近のものは窓面積が小さい。第三は後部ドアは縦開きで、雨の時、屋根になる。所謂、ミニバンやワンボックスが挙げられるが、以上の条件を満たす車種は少ない。第四は車泊できること、最後は燃費、これらより、軽のワンボックスを使っている。
(南富士「さえずり」NO.425,P6〜7)
●2018/5 南富士
・新しい保護の形(本部レンジャー)
2011年、釧路管内の鞄本製紙社有林でシマフクロウの繁殖が新たに確認された。当会と同社はシマフクロウの生息地保全と森林施業が両立できる方法を模索した。シマフクロウの行動圏把握のため、川沿い500m間隔でタイマー録音機を用いて、日没後2時間の声の収録を行った。その結果から2015年、施業可否場所の区分け、繁殖期は施業を避ける、皆伐はしない等の覚書を結んだ。本会が掲げる「野鳥も人も地球の仲間」の考え方である。
(南富士「さえずり」NO.426,P6)
●2018/5 岡山県
・岡山県でブッポウソウの保護活動をしているグループ
野鳥の会岡山県支部、高梁野鳥の会、吉備中央町、ブッポウソウ吉備中央町会、生物多様性研究・教育プロジェクト、新見市草間台エコミュージアム、新見市市民環境会議、新見市哲多町蓮性寺グループ、美咲町旭の自然を守る会、岡山県のブッポウソウ保全活動に潟_ウ・ケミカル日本の支援、バードライフ・インターナショナル東京の協力を受けている。
(岡山県「野鳥おかやま」NO.226,番外)
●2018/4 徳島県
・風力発電のセンシティビティマップ
2/17、横浜で本部主催のシンポジウムがあった。センシティビティは影響の受けやすさである。同マップは事業化を考える時、事前注意喚起するものとなる。大型風力発電では環境影響評価が義務付けされ、2011年の法改正で最初に配慮書にそれを反映するよう、環境省は風力発電のセンシティビティマップを作成し、EADAS(地理情報システム)をHPで公開する。この中には既に、モニタリング1000のサイト、重要湿地、重要野鳥生息地、東アジア・豪州地域フライウェイ・パートナーシップ参加地、鳥獣保護区、希少種生息地、集団繁殖地等が盛り込まれている。10kmメッシュと粗く、きめ細かなマップが必要である。
(徳島県「野鳥徳島」NO.475,P2〜4)
・ちょっと気になる野鳥の和名マヒワ
マヒワの語源は「山渓名前図鑑・野鳥の名前」では同類に中の標準的なものとして真鶸(まひわ)とあり、「新編大言海」では「普通のヒワの称」とある。マヒワは同類の標準で普通種とは思えず、カワラヒワこそ、それに該当する。マヒワの語源は山鶸(ヤマヒワ)にあるとして、ヤマヒワが後でマヒワに転訛したと考える。
(徳島県「野鳥徳島」NO.475,P8)
●2018/6 高知
・四万十川沿いブッポウソウ巣箱点検
4/22、四万十市で30個の巣箱を点検した。7個でスズメ、シジュウカラが営巣、1個で昨期、ブッポウソウが営巣し、巣立ちがあったが、他は未繁殖であった。
(高知「しろぺん」NO.377,P1〜2)
●2018/6 長崎県
・モズの動き
雲仙山系には最厳冬期の1月を除いてモズが少数、1年中生活している。出現率の低さからそこで繁殖はしていないと思われる。その山麓の吾妻町では、繁殖期と思われる4〜8月は姿を消し、9月になるとどっと飛来する。夏の4箇月間、姿を消すのは何故か。肉食性のモズが夏に食料が豊富な平地にいない理由は?夏鳥の渡りの説明に「遺伝説」があり、食料の乏しい冬は南へ移動し、春になると本来の故郷に戻るとある。モズは冬期に暖かい場所に移住し、繁殖期には本能的に北へ移動し、一部は山に留まる?
(長崎県「つばさ」NO.366,P11〜12)
●2018/6 札幌
・札幌のカラス(札幌カラス研究会)
●2018/初春の巻 弘前
・カラスのペリット
●2018/4-5 宮古
・鳥獣統計を見て感じたこと
●2018/5 福井県
・福井県初記録ナキイスカ
●2018/6/7 京都
・野鳥保護の歴史1
・野鳥保護の歴史2
・バードウォッチングのマナー
・鳥の声は世界共通か?
●2018/5 徳島県
・H29年度徳島県ナベヅル情報
・2018干潟・湿地を守る日
・ちょっと気になる野鳥の和名ヒワ
●2018/6 筑後
・春の有明海水鳥一斉調査
●2018/6 札幌
・札幌のカラス(札幌カラス研究会)
本州ではありえないとされる札幌のカラスの特徴に「ゴミ回収車の中にカラスが入って、食べ物を食べる」行動がある。また、札幌のカラスは人が持っている食べ物を襲って採ることがある。
(札幌「カッコウ」NO.404,P4〜9)
●2018/初春の巻 弘前
・カラスのペリット
10/15〜21、弘前市の建物屋上でカラスのペリットを集め、水洗いし、固形物をピンセットで拾い集めた。砂礫65個(飲み込んだものを消化させるための小石)、ミズキの実35、ハクモクレン種子23、ヤマブドウ12、イネ12(近くに大量の稲籾有)、ウルシ9、ツタ5、ヤマザクラ4、マサキ3、ヤマウルシ2、イチイ1、ケンポナシ1の種が出てきた。10月の採取のため、植物の種子が殆どであった。
(弘前「初列風切」NO.198,P7〜8)
●2018/4-5 宮古
・鳥獣統計を見て感じたこと
狩猟鳥(ハシビロガモ、ヨシガモ、クロガモ、タシギ、ヤマシギ、ニュウナイスズメ、ヤマドリ)は近年、狩猟実績も少なく、探鳥会でも珍鳥のランクである。現在、狩猟鳥で全国一斉調査が行われているのはカモ類のみである。有害鳥獣の捕獲実績に納得できない種が多々ある。東京都の御蔵島のオオミズナギドリ有害駆除は1975年、野鳥誌に捕獲は止めるべきとの記事が載ったが、最近になり絶滅寸前になって環境省が調査するまで、悪習は続いていた。この状況は遅きに失したと言える。未だシギ類、アジサシ類、タカ類、ヒバリ、サギ類等が有害駆除の名目で捕獲されている。
(宮古「ミサゴの森」NO.249,P2〜3)
●2018/5 福井県
・福井県初記録ナキイスカ
10月、三国町海浜公園のクロマツが、台風で100本以上倒れたにも関わらず、イスカの中にナキイスカがいるとして、一時、全国から100名を超えるウォッチャーが押し寄せた。10/27〜11/13、イスカの中にナキイスカ雌雄が入っていた。
(福井県「つぐみ」NO.186,P10)
●2018/6/7 京都
・野鳥保護の歴史1
日本の動物保護は古く「肉食禁止令」(676年、天武天皇)、「殺生禁断、放鳥獣」(721年、元政天皇)、「天下殺生の禁止、魚網の放棄、放鳥」(1127年、崇徳天皇)等がある。英国では「家畜の虐待及び不当な取り扱いを防止する法律」(1822年)があるが、この時間差は宗教上の動物の見方による。江戸時代の「生類憐みの令」は世界的に稀な鳥獣保護法の面があった。鷹狩場は禁猟区になり、庶民の野鳥捕獲、飼育、販売の禁止まで進んだ。更に人へ視線が移り、福祉行政まで行われた。20〜30年間の短期間であった。
(京都「そんぐぽすと」NO.212,P11〜123)
・野鳥保護の歴史2
近代の鳥獣保護の歴史は「鳥獣猟規則」(1873年)で狩猟の安全「狩猟規則」(1892年)で保護すべき一部野鳥種指定、「狩猟法」(1895年)が1918年に改正され、鳥獣保護の思想が法律化された。それが1963年、現在の鳥獣保護法に繋がる。1991年には「種の保存法」、2008年には「生物多様性基本法」が制定されている。欧米ではスポーツとして鳥撃ちが盛んで、繁殖期の禁猟は根本的な野鳥保護策にはならなかった。また、欧州では女性は帽子に鳥の羽根をつけるのがファッションとなり、1889年、それに反対する王立鳥類保護協会が創立され、1901年にはbirdwatchingという言葉が生まれた。米国でも1896年、オーデュポン協会が設立された。今でも、北米ではクリスマスに鳥を撃つかわりに、カウントすることが行われている。
(京都「そんぐぽすと」NO.212,P12〜13)
・バードウォッチングのマナー
日本では本部が定めた出だし文字で「やさしいきもち」がある。英国の王立野鳥保護協会には鳥の権利を優先し、鳥への攪乱は違法とある。自分だけでなく、他人にも野鳥への関心を高めることや、目撃情報を野鳥記録機関へ送ることを呼びかけている。米国ではAmerican Birding Associationが同じような倫理規定を挙げている。鳥への脅威となる事が具体的に書かれており、更にマナー違反のバーダーに対し、注意し、違法を止めるよう試みること、止めない時は然るべき組織に通報するようにとまである。米英の方が日本より厳しく、具体的に書かれている。
(京都「そんぐぽすと」NO.212,P14〜15)
・鳥の声は世界共通か?
動物の声を擬音語で表現する言語感覚は国によって大きく異なる。国外では子音のdやtを聞き分けている。日本語でウグイスの地鳴きは「チャッ、チャッ、・・・」とあるが、米国では「Peler、Peler、・・・」とある。例外的にカッコウの声の表記は世界共通のようである。
(京都「そんぐぽすと」NO.212,P16)
●2018/5 徳島県
・H29年度徳島県ナベヅル情報
今年度は吉野川沿いに3羽(成) のナベヅルが飛来した。例年より少ない。2/14、高知県四万十市でナベヅル4羽の北帰行があった。
(徳島県「野鳥徳島」NO.476,P5)
・2018干潟・湿地を守る日
4/15、吉野川河口で「2018干潟。湿地を守る」探鳥会が開催された。諫早湾が閉め切られた4/14を「干潟・湿地を守る日」として、全国でその関連行事を行っている。日本湿地ネットワークと連名で「2018干潟・湿地を守る日」宣言が採択され、四国放送の取材もあった。
(徳島県「野鳥徳島」NO.476,P6〜7)
・ちょっと気になる野鳥の和名ヒワ
ヒワ類は平安時代より鶸(ひわ)の名で知られ、その語源は「新編大言海」には「其形ノ繊(ひはやか)小ナル意」とある。ひはやかは華奢の意味で、ヒワの形を表すとしている。「山渓名前図鑑・野鳥の名前」には語源は古語の「ひわかし」にあり、若々しい、小さいの意とある。ヒワの代表格のカワラヒワは大きく、メジロやエナガの方がもっと華奢である。語源はカワラヒワの声にあると考える。「ヒリリコロロ」は「ヒワヒワ」と聞こえる。
(徳島県「野鳥徳島」NO.476,P14)
●2018/6 筑後
・春の有明海水鳥一斉調査
4/21、有明海で調査した。チュウシャクシギ74、ツクシガモ373、オナガガモ311、ヒドリガモ175、コガモ148、カルガモ72、ダイサギ103、アオサギ59等。シギチは非常に少ない。昨年7月の九州北部豪雨で土砂の流れ込みがあり、干潟の生きものが少ない(東与賀町の干潟にはムツゴロウが殆ど見られない)。
(筑後「まめわり」NO.205,P8)
●2018/7 茨城県
・将来を考え全県調査に踏切る
・益子町益子の森で秋のタカ渡りを見る
●2018/7 埼玉
・イソヒヨドリ埼玉県内観察例
・アライグマと地表生活性鳥類の激減
●2018/7 東京
・東京港野鳥公園
●2018/7 軽井沢
・羽(鳥追人)
●2018/6 徳島県
・(仮称)天神丸風力発電事業計画
・ちょっと気になる野鳥の和名スズガモ
●2018/5-6 広島県
・シベリアからのハマシギ
・塒をカワウ、ダイサギが共有
●2018/6 福岡
・玄界灘野鳥調査(玄界灘海鳥記録藩)
●2018/6 鹿児島
・2018年4月悪石島の鳥
●2018/7 茨城県
・将来を考え全県調査に踏切る
茨城県版レッドデータブック改訂に当り、データは20年前といえども充実しているので、その後の変化情報でその後の大略は分かる。厳密には、同じ条件下で調査したデータが必要である。茨城県鳥類繁殖分布調査で県内を240区分し、23年ぶりに全国調査に便乗する形で会員に参加呼びかけた結果、多くの会員の参加がある。
(茨城県「ひばり」NO.344,P2)
・益子町益子の森で秋のタカ渡りを見る
栃木県益子町の益子の森の展望台(標高205m)は、東北から関東へ渡って来るタカがパノラマ状に見られる場所で、タカがどの方向に去ったのか最後までよくわかる。関東タカ渡りネットワーク観察地にもつながる場所である。秋の渡りは通常、関東ではサシバ10に対し、ハチクマ1であるが、ここではサシバ2に対しハチクマ1とハチクマの比率が高い。
(茨城県「ひばり」NO.344,P3〜5)
●2018/7 埼玉
・イソヒヨドリ埼玉県内観察例
県内でイソヒヨドリが繁殖した例は、入間市で1984〜87年にあった。繁殖が予想される場所は狭山市、春日部市、深谷市、久喜市等にあった。イソヒヨドリがよく観察される場所は、河川、池沼から約300m以内でコンクリート建物、スレート屋根、2階以上の民家、電柱等高いものがある所である。この30年間で(埼玉県では)内陸へ生息域を広げている傾向は無い。オスの方が色的に見やすいためもあるのか、オスの方がメスより生息範囲が広く、東へ分布拡大しているように見える。
(埼玉県「しらこばと」NO.412,P2〜4)
・アライグマと地表生活性鳥類の激減
埼玉県内では特に平野部では近年、ウズラ、ヒクイナ、タマシギ等主に地表生活の鳥類の個体数が急減している。県内ではこの生息環境地は急減していない。アライグマが作物や鳥類の巣を襲っている。1970年代、北米から輸入され、かなり放獣され、特定外来生物に指定されている。2016年度、県内では5千頭捕獲されても、減少傾向にない。中型、大型の樹上で営巣する鳥も危うい。
(埼玉県「しらこばと」NO.412,P7)
●2018/7 東京
・東京港野鳥公園
野鳥公園に面して5月に運河ができた。同公園の環境は大きく変わり、市場、倉庫、物流基地、産廃施設が立ち並び、陸の緑の孤島になってしまっている。色褪せた周囲の水面10haが東京野鳥公園に組み込まれ、大きくなってオープンする。同公園協議会は同公園立ち上げ過程で、関わった12団体で組織されている。
(東京「ヨリカモメ」NO.753,P3)
●2018/7 軽井沢
・羽(鳥追人)
スズメの様なやや楕円形をした幅広の翼は、翼全体に荷重が分散する。アスペクト比(長辺と短辺の比)が低く、反りが高く、高速飛行に適さない。始祖鳥もこの形であった。高速型は翼の先端が尖って先細で、後退したような形でアスペクト比は比較的大きい。高速飛行に適し、森の中の飛行には適さない。アホウドリやアジサシは風切羽は切れ目のないグライダーのような細長い翼で、アスペクト比が大きく、上昇気流に乗って遠くまで飛ぶ。ワシやコウノトリは翼は長く、平行型で幅広である。翼面荷重が小さく、初列風切それぞれに切れ目と反りがあり、揚力を増す。帆翔に適する。
(軽井沢「野鳥軽井沢」NO.423,P5〜6)
●2018/6 徳島県
・(仮称)天神丸風力発電事業計画
潟Iリックスは剣山地の嶺の天神丸、高城山で風力発電を計画している。3/28、支部事務所でオリックス担当から説明を受けた。(一財)日本気象協会より配慮書の説明有。3/30、配慮書縦覧。4/18、徳島大学で勉強会、市民としては配慮書段階が、事業可否の意見を出せる唯一の機会であるので、配慮書で「熟度が高くなると考えられ、方法書以降の中で評価する」との表現は不適切である。4/24、徳島県第1回環境影響評価審議会。4/27、支部の意見まとめ。4/29、本部から支援申し出。5/1、オリックスに支部意見提出、一部新聞報道された。5/14、徳島県第2回環境影響評価審議会。5/28までに知事へ両者の意見報告予定。
(徳島県「野鳥徳島」NO.477,P2〜7)
・ちょっと気になる野鳥の和名スズガモ
スズガモの語源は「鈴を振るような羽音をたてる」カモの意で、特定のカモではなく江戸時代には2、3のカモがスズガモと呼ばれていた。羽音が鈴の音に聞こえない。語源は煤(すす)にあると考える。スズガモはすすけた色が多く、煤ガモからスズガモになった。因みにスズガモの学名の意味に、炭のように黒い鳥とある。
(徳島県「野鳥徳島」NO.477,P10)
●2018/5-6 広島県
・シベリアからのハマシギ
1/22、松永湾で脚にカラーリング着きのハマシギを見る。山階鳥類研究所鳥類標識センターによると2017/7、ロシアの最東部のチュクチ半島の北部Belyaka Spitで営巣失敗個体が放鳥された。同地からハマシギは2010/6、佐賀県大授搦で記録があるのみ。ロシアの同地は世界的希少種ヘラシギ等16種のシギ・チドリが繁殖するシギチバーダーの憧れの地である。
(広島県「森の新聞」NO.216,P2〜3)
・塒をカワウ、ダイサギが共有
東広島市の福富ダムで、カワウとダイサギが対岸に塒していたが、2015/7、台風11号の接近で風が強いためか、ダイサギ51羽とアマサギ3羽がカワウの塒に押しかけて、塒を共にした。次年も同じようなことがあった。
(広島県「森の新聞」NO.216,P6)
●2018/6 福岡
・玄界灘野鳥調査(玄界灘海鳥記録藩)
4/7、4箇所で陸上から玄界灘の鳥類を調査した。オオハムやシロエリオオハム等の水域系28種、猛禽類3種、陸域系22種、計53種の野鳥を観察した。アビの仲間は460羽以上であるが。2006年には3,500羽以上以後、最近は少ない。カナギ(イカナゴの地方名)漁が減って、それに伴い、アビ類が減っている。
(福岡「野鳥だよりふくおか」NO.464,P15〜20)
●2018/6 鹿児島
・2018年4月悪石島の鳥
4/10〜15、トカラ列島の悪石島に野鳥観察に行った。2010年以来毎年4月に観察しているが、今回は確認種は38種と少なかった。(2010年:66種、2012:63、2014:65、2015:69、2016:70、2017:70)例年、アカハラ、ノビタキ、オオルリ、キビタキを多数見るが、今回は極めて少なかった。サギ類も殆ど見なかった。隣の平島も同様に鳥が少なかった。
(鹿児島「るりかけす」Vol.158,P12〜13)
(自然保護室・野鳥の会・神奈川/森 要)
【日時】2018年5月26日(土)〜27日(日)
【場所】豊富温泉 ホテル豊富(北海道天塩郡)
【担当支部】日本野鳥の会道北支部
【参加者】10支部(滝川支部3名、江別支部1名、根室支部3名、旭川支部2名、札幌支部1名、苫小牧支部2名、釧路支部1名、十勝支部1名、オホーツク支部3名、道北支部11名)、財団(笠原理事、葉山自然保護室長、田尻保全プロジェクト推進室長、箱田普及室長代理、原田チーフ(鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ)、中村チーフ(ウトナイ湖サンクチュアリ)、松本チーフ(保護区グループ)、浦自然保護室主任研究員、竹前保全プロジェクト推進室員、稲葉保護区グループ員、大久保普及室員)合計39名
【スケジュール】
5月26日
<講演>
・基調講演「サロベツのシマアオジ」認定NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク 長谷部真氏
<総会>
・開会挨拶 日本野鳥の会 道北支部長 小杉和樹氏
・挨拶 公益財団法人日本野鳥の会 理事 笠原逸子氏
・2017年度北海道ブロック協議会 活動・会計報告 オホーツク支部
・財団および支部からの報告
※総会終了後、懇親会
5月27日
・探鳥会 サロベツ湿原センター
【議事】
・開会にあたり小杉道北支部長より挨拶があり、シマアオジや道北地方の大規模風力発電など温度差のある話題も多いと思われるが、できる限り課題を共有し、野鳥保護のために力を合わせていきたいと述べられた。
・続いて、財団 笠原理事より挨拶があり、寄付の活用と会員を増やすための探鳥会に言及された。最近の傾向として、寄付をいただくことが増えており、それによってタンチョウやシマフクロウの保護区を少しずつ増やすことができている。今後もいただいた寄付を有効に活用して野鳥とその生息地保護に力を入れたいと述べられた。また、一般の方に、会の理念に共感してもらい会員になってもらうことの重要性を述べられ、会員を増やすための探鳥会への参加を促された。今後、支部と財団の連携を強めるためにも、率直な意見を聞かせてほしいと述べられた。
1.2017年度北海道ブロック協議会 活動・会計報告 オホーツク支部
2017年度北海道ブロック協議会の収支決算報告があった。質疑の中で函館支部の会費未納についての質問があり、議論の結果、今後も引き続き協議会への出席がないのであれば構成メンバーから外れることも視野に入れることが確認され、函館支部に意向を確認することとなった。また、繰越金の使い道については、各支部持ち帰り何かあれば、早いうちに事務局へ連絡をすることが確認された。
2.支部および財団本部より
◇釧路支部・根室支部・財団保護区グループ
・「高規格自動車道計画に係る厚岸町猛禽類調査の結果報告」(釧路支部・黒澤、財団・稲葉)
北海道横断自動車道根室線は根室市と釧路市の間で路線検討中であり、地震による津波を考慮し、浸水対策のため山側に計画される可能性がある。この山側の地域には希少猛禽類が確認されていることから、釧路・根室支部で2015年度と2017年度に定点調査を行い、その結果、計画区域である山側は希少猛禽類にとって重要な区域であることが明らかとなり、野鳥への配慮に関する要望書を国や道など関係行政に提出する予定であることが報告された。
◇自然保護室
・「小型風力発電について」(浦)
大型風力発電より買取価格の高い小型風力発電が増えてきていること、バードストライクは大型より小型の方が多く発生することが報告され、小型風力発電施設導入に関するガイドラインがまだ導入されていない市町村は住民から働きかけをしてほしいこと、その際に相談をいただければ財団が協力をすることが述べられた。
・「風力発電に対するセンシティビティマップの作成について」(浦)
道北地域には今後、計画中を含む約600基の風車が予定されており、野鳥にとって重要な場所への風車建設予防措置のためセンシティビティマップを作成している。マップ作成のための種脆弱性は様々な要素から算出し23種を対象種としたこと、センシティビティマップはコミュニケーションツールでもあるため対象種には地域重要種を入れていることが報告された。また、陸だけでなく海鳥と洋上風力発電のマップも作成しているとのことだった。今後、センシティビティマップ作成の動きを広げていきたいと考えており、道内各地域でのマップ作りについて相談してほしい旨が述べられた。
・「シマアオジ調査について」(葉山)
世界的な減少が報告されているシマアオジについて、環境省と(公財)日本野鳥の会 葉山、NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク 長谷部氏、山階鳥類研究所がサロベツにおいて調査を行っていることが報告された。シマアオジのさえずりを聞いた場合や、金属リングおよびカラーリングの付いたシマアオジを見つけた際は葉山に連絡をしていただきたい。シマアオジに関するネットワーク発足については今すぐ発足できる状態ではないため、葉山を窓口とし、データ共有を行うことが確認された。
・「北方四島での風力発電に対する要望書の提出について」(葉山)
希少な鳥類の生息地であり、生物多様性保全にとって重要な地域である北方四島における風力発電の導入に関して、希少鳥獣への配慮を行うべき旨を記した要望書を国に提出したことが報告された。国からの反応はまだない。また、根室支部より今後、北海道ブロックに協力を求めるかもしれないので、その時は協力してほしいとのことだった。
◇保全プロジェクト推進室
・「野鳥保護区関係の活動報告」(松本)
タンチョウの繁殖地である風蓮川河口部において、新たに257.1haの土地を購入し、野鳥保護区を設置したことが報告された。
シマフクロウの生息する既存の野鳥保護区に隣接した37.7haを新たに購入し、野鳥保護区を設置したことが報告された。環境省の報告によるとシマフクロウは160羽を超え、道央まで進出しつつあり、西の方でもシマフクロウの声を聴いた場合は連絡をいただきたい。また、いけすに入れる魚の費用補填として、Tシャツ「千人の森」への協力が依頼された。
・「オオジシギ調査の御礼と小冊子配布協力依頼」(田尻、竹前)
全道オオジシギ個体数調査への参加に関するお礼と、調査に関する質問への回答がなされた。また、小冊子「おかえりオオジシギ」をオオジシギという鳥を知ってもらうため、道内各市町村の教育委員会を窓口として全道の小学4年生に配布したい旨が述べられ、配布への協力が依頼された。小冊子の見本や教育委員会への依頼書面は財団が用意する。
◇普及室
・「支部卸販売と新入会キャンペーンについて」(大久保)
探鳥会サービスの向上および支部の収入増のため、支部卸販売の案内がされた。この春新作の2商品「遊び箋」と「刺繍ワッペン」は探鳥会サービス向上を目的として作られた商品であり、販売価格も掛け率もお得になっているため、探鳥会における販売にぜひ活用してほしい旨が述べられた。
続いて、2018年4月から12月までに新入会された方全員に「しあわせことりカレンダー」をプレゼントするキャンペーンについて説明があった。入会促進ツールのひとつとして活用していただきたいことが述べられた。
・「2018年度ビギナー探鳥会および探鳥会リーダーズフォーラムについて」(箱田)
2018年度より「会員を増やすための探鳥会」は「初心者向けバードウォッチング」に名称変更し、その他いくつかの変更点を加えてリニューアルして実施する予定であることが説明された。変更点としては名称の他に、お試し入会サービスの設定を任意とし各支部の判断に任せること、「カード式名簿」を導入し財団から参加者へ資料送付や一斉メール送信を行うこと、開催期間を秋期・冬期・春期に拡大することなどがあり、これらを変更の上実施することが説明された。
また、2017年度の探鳥会リーダーズフォーラムの報告があり、宮城県で開催される2018年度探鳥会リーダーズフォーラムにおける分科会募集の連絡があった。企画・実施していただける方は財団普及室へ連絡をいただきたい。
3.今後のブロック協議会について
・2019年度は根室支部が担当することが確認された。
・2020年度について、開催が少ない札幌支部と十勝支部は支部長と相談の上、早いうちに連絡をすることが確認された。2019年度の総会では担当支部を決定する。
▲長谷部氏による基調講演の様子
▲サロベツ湿原センターでの探鳥会。他の利用者への配慮から、
観察は5〜6人の小グループに分けて行った。写真は順番待ちの参加者。
(普及室/大久保 明香)
【日時】:2018年5月26日(土)〜27日(日)
【場所】:「ホテル もりの湯」(南相馬市原町区)
【担当支部】:日本野鳥の会南相馬
【参加者】:7支部(南相馬10名、会津支部2名、ふくしま12名、郡山支部8名、白河支部2名、いわき支部6名、福島県相双支部3名、)福島県環境アドバイザー1名、国立環境研究所(5名)、財団(萩原常務理事付)、計50名参加
【スケジュール】
5月26日
<会議>
・第23回連合会総会開会の辞と来賓並びに参加支部紹介(進行:遠藤政弘 日本野鳥の会南相馬副代表)
・開会と歓迎の言葉 佐藤勝彦(日本野鳥の会南相馬代表)
・開会挨拶:白岩康夫(連合会会長)
・来賓挨拶:黒澤涼一(福島県生活環境部自然保護課課長)、松浦隆太(南相馬市副市長)*門馬和夫南相馬市長よりの挨拶を代読、萩原洋平(公益財団法人日本野鳥の会常務理事付)*遠藤孝一(公益財団法人日本野鳥の会理事長)よりの挨拶を代読
※総会終了後、懇親会
5月27日
<探鳥会>
・有志による早朝探鳥会
・東ヶ丘公園及び南相馬市立博物館見学
【議事】
鈴木滋氏(連合会事務局長)より指名があり、白岩康夫氏が議長に選出された。また、議事録作成人として、岡栄作氏、遠藤美知子氏(いずれも日本野鳥の会南相馬)、議事録署名人として、駒木根和寿氏、古木勇氏(いずれも日本野鳥の会ふくしま副代表)が指名された。
1.第一号議案:平成29年度事業報告
鈴木事務局長より、[要望・請願・陳情事項]として、平成30年1月26日に、日立サステナブルエナジー株式会社に対し南相馬市並びに飯館村地区に最大51,850kw級の風力発電設備建設を予定している「八木沢風力発電事業(仮称)」に対して縦覧をした上で、日本野鳥の会ふくしまを通じて意見書を提出したことなどが報告された。
[啓蒙活動]としては、福島県が主催する「地球にやさしい“ふくしま”県民会議」への参加、協力したことや各連携団連合加盟団体が、それぞれの活動地域において愛鳥思想の啓蒙や自然保護活動に取り組んだことが報告された。また、3.11東日本大震災から7年目となった。復旧復興は未だ道半ばであり特に放射能問題での風評被害は終息に至っていないが、県内の各連携団体は、創意工夫を凝らし、この難局を乗り越えるべく探鳥会や自然保護活動に取り組んだことが報告された。
[調査活動]では、平成29年度より福島県の委託事業として「福島県に於けるカワウの生息調査」を継続して実施、同じく県からの依頼を受け「福島県内に於ける鳥インフルエンザの情報提供と野鳥の監視と見守り」を実施したことが報告された。また、平成30年1月14日に各連携団体の管轄地域において、「平成29年度第49回ガンカモ類の生息調査」を実施し、県を通じて環境省に提出したことなどが報告された。[会議・その他]として以下の8項目が報告された。
1)平成29年4月22日に、福島県青少年会館(福島市黒岩)において平成29年度の役員員会を開催し、第22回連携団体連合会総会の議案について審議を行った。
2)平成29年5月20日〜21日に第22回福島県日本野鳥の会連携団体連合会総会ふくしま大会(担当:日本野鳥の会ふくしま)が土湯温泉「向瀧旅館」(福島市土湯温泉町)にて開催され51名の参加があった。
3)平成30年2月24日〜25日に第40回日本野鳥の会東北ブロック協議会総会秋田大会に福島県内の各種団体から多くの役員、会員が出席し、大会運営に協力した。
4)「関東カワウ広域協議会」、「東北カワウ広域協議会」、「福島県カワウ保護管理協議会」、「福島県カワウ対策地域協議会」に出席し、県内のカワウの個体数が適正になるよう保護管理に協力した。
5)福島県自然環境自然環境審議会に出席し、県内の自然保護に関し助言や協力をした。
6)県が主催する「平成29年度福島県愛鳥ポスターコクール」の審査委員として小中学生から寄せられた品の審査にあたった。
7)平成29年12月13日に「日本野鳥の会ひょうご」様より第7回目となる義援金をいただいた。昨年までにいただいた義援金の活用方法を役員会で検討し、結果、次の5地区(会津地区・謹教小学校/県中地区・緑小学校/県北地区・岡山小学校/いわき地区・綴秋山小学校)の「緑の少年団」に贈呈を完了した。
8)財団が主催する福島復興支援コンサート「あの星のもとの故郷」第二章あれから6年が、平成29年5月21日に福島市音楽堂にて開催された。開催に際し、連合会として全面的な応援体制と広報活動をとり、当日は多くの市民で賑わいをみせた。
2.第二号議案:平成29年度収支報告と監査報告
鈴木事務局長より、平成29年度の収入は、県からの委託であるカワウの生息調査、ふくしまレッドリスト(鳥類)の見直し調査業務を含めて252万4千円、支出は、会議費、事務費、事業委託金などで、次期繰越金も含め同額であることが報告された。また、収支報告書について、会計監査役の白瀬豊氏(相双支部支部長)、佐藤勝彦氏(南相馬代表)による監査を受け、佐藤勝彦氏より、適正であった旨の監査報告があった。
3.第三号議案:平成30年度事業計画(案)
鈴木事務局長より、平成30年度事業計画(案)は、4月29日に開催された、連合会役員会で承認されたことが報告された。[要望・請願・陳情関係]については、従前どおり行なうこと、[啓蒙活動]については、福島県が主催する「地球にやさしい“ふくしま”県民会議」への参加協力すること、各連携団体の管轄する地域において、愛鳥思想の啓蒙と自然保護活動の啓蒙に積極的に取り組むこと、福島第一原発事故に伴う放射能問題により野外活動に制約を受ける地域があるが、各連携団体が創意工夫し自然保護活動に継続的に取り組むこと、[調査活動]については、平成30年度第50回ガンカモ科鳥類の生息調査、県からの委託であるカワウの生息調査に、各連携団体の会員と協力して取り組むこと、[会議・その他]については、必要に応じ役員会を招集すること、各会議開催時には、連携団体で協力及び出席等、対応することが報告された。
4.第四号議案:平成30年度収支予算(案)
鈴木事務局長より、平成30年度の収入は、前年からの繰越額に加えて、会費収入、県からの委託費として、カワウの生息調査等により171万1千円、支出は、カワウ生息調査等への委託金支払いの他、会議費等と報告され、了承された。
5.第五号議案:第24回連合会総会開催支部決定
鈴木事務局長より、4月29日に開催された連合会役員会において次年度(平成31年度)の担当は、いわき支部支部長・川俣浩文氏が承認されたことが報告され、本総会において承認された。
6.第六号議案:その他
鈴木事務局より、4月29日に開催された連合会役員会において平成31年度東北ブロック福島県大会開催にともない担当支部を白河支部に打診し、快諾いただいたと報告があり、本総会において承認された。現時点では、会場は、西郷村にある「国立那須甲子青少年自然の家」を予定。開催にあたり、連携団体7支部で協力することが確認された。
7. 講演・調査研究の発表など
1)被災地域の生物相(鳥類)の変化について
福島県環境アドバイザー 稲葉修氏より、被災地域の調査を行い、肌で感じた鳥類の変化について報告がされた。放射性物質による影響、震災による環境変化による影響、復興に伴う環境変化を調査しつづけることの重要性や風力発電施設など建設計画がある場合には、きちんと事前調査を行うことを求めていくことが重要とのお話しがあった。
2)バードデータチャレンジin白河の報告
国立環境研究所主任研究員 深沢圭太氏より、バードデータチャレンジとデータ公開についての報告がされた。当事業は、2014年より原発事故に伴う避難指示区域とその周辺の鳥類を対象に環境変化に対する鳥類の反応をみていくもので、ICレコーダーにより録音した音声データを聞いて種判別を行い、確認した種を地図上でみるWebシステム「SONO-TORI(そのとーり)」を活用することによって、鳥の分布情報を多くの人と共有する仕組。
2017年度は、10月に白河支部と共催で「バードデータチャレンジin白河」行い51名の参加があった。当日は、129分のデータの種判別を行い35種の鳥類が確認された。蓄積された調査データは、「野鳥のこえからわかること」というWebサイト内の「KIKI-TORI-MAP」で公開しており、白河でのデータも近日中にこちらへ反映する予定である。また、進展として英語ページとなるが、種ごとに見られるデータペーパーをWeb上で公開したとのことであった。
2018年度は、10月27日(土)にいわき支部の協力により「バードデータチャレンジinいわき」を開催予定であることが報告された。また、この事業は次年度、一度、休止見込みであることも報告された。
3)松川浦のシギ・チドリについて
双相支部支部長 白瀬豊氏より、津波による大きな環境変化があった松川浦において8年間行っているシギ・チドリ類の調査について、レジメを基に報告があった。また、震災後、避難を余儀なくされるなどの影響により、会員が減少しているが、この調査も最低10年間はなんとか継続して行いたい。そしてデータの詳細な解析を行ない、小冊子などにまとめたいと考えているとお話しがあった。
・有志による早朝探鳥会
6:00頃より、有志による早朝探鳥会を会場近くの夜の森公園で行った。クワの実の方から巣立ったムクドリなどの賑やかな声が聞こえたり、カラ類やキジなどを観察した。
・東ヶ丘公園及び南相馬市立博物館見学
8:30に会場から東ヶ丘公園へ移動し、探鳥会を実施。探鳥会では健脚コースとライトコースの2グループにわかれて実施された。ハチクマの飛翔、カラ類、キジなどの鳥類のほか、植物や昆虫類の観察をした。南相馬市立博物館では、学芸員の方に南相馬の歴史、地学、自然史、文化などを解説いただいた。
連合会会長の白岩康夫氏より閉会のあいさつがあり、10:00頃、無事、閉会となった。
(常務理事付/萩原洋平)
■総務室より
このたびの平成30年7月豪雨によって、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に深くお悔やみを申し上げます。また、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
(総務室長/五十嵐 真)
7月2日の会員数は34,931人で、先月に比べ48人増加しました。6月の入会・退会者数の表をみますと、入会者数は退会者数より19人多くなっています。会員の増減は入会者数と退会者数のほかに、会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活した人数によって決まります。
6月の入会者数は165人で、前年同月の入会者195人に比べ30人減少しました。また、6月の退会者は146人で、前年同月の退会者206人に比べ60人減少しました。
表1. 6月の入会・退会者数
入会者数 | 退会者数 | |
個人特別会員 | 16人 | 9人 |
総合会員(おおぞら会員) | 35人 | 37人 |
本部型会員(青い鳥会員) | 37人 | 22人 |
支部型会員(赤い鳥会員) | 53人 | 54人 |
家族会員 | 24人 | 24人 |
合計 | 165人 | 146人 |
年度累計 | 587人 | ※ |
※会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活する方がいらっしゃるため、退会者数の年度累計は、実際の退会者数とずれた数字となります。このため、退会者数合計については年度末の集計後にお知らせいたします。
■都道府県および支部別会員数■
野鳥誌贈呈者数を除いた数を掲載します。
表2 都道府県別の会員数(7月2日現在)
都道府県 | 会員数 | 対前月差 |
北海道 | 1683人 | 4人 |
青森県 | 243人 | 0人 |
岩手県 | 366人 | 1人 |
宮城県 | 478人 | 3人 |
秋田県 | 249人 | 2人 |
山形県 | 211人 | 2人 |
福島県 | 612人 | -5人 |
茨城県 | 898人 | 5人 |
栃木県 | 635人 | 0人 |
群馬県 | 631人 | 1人 |
埼玉県 | 2145人 | -2人 |
千葉県 | 1615人 | -2人 |
東京都 | 4873人 | 11人 |
神奈川県 | 3311人 | 11人 |
新潟県 | 377人 | 1人 |
富山県 | 208人 | -1人 |
石川県 | 279人 | 3人 |
福井県 | 227人 | -1人 |
山梨県 | 266人 | -1人 |
長野県 | 861人 | 2人 |
岐阜県 | 465人 | -2人 |
静岡県 | 1321人 | -1人 |
愛知県 | 1537人 | -6人 |
三重県 | 430人 | 0人 |
滋賀県 | 298人 | 0人 |
京都府 | 812人 | 7人 |
大阪府 | 2013人 | 2人 |
兵庫県 | 1297人 | 6人 |
奈良県 | 488人 | 2人 |
和歌山県 | 192人 | 0人 |
鳥取県 | 183人 | -1人 |
島根県 | 166人 | 1人 |
岡山県 | 560人 | 0人 |
広島県 | 550人 | 3人 |
山口県 | 373人 | -1人 |
徳島県 | 317人 | 2人 |
香川県 | 193人 | 2人 |
愛媛県 | 357人 | 1人 |
高知県 | 130人 | 0人 |
福岡県 | 1313人 | 0人 |
佐賀県 | 193人 | 1人 |
長崎県 | 206人 | 0人 |
熊本県 | 410人 | -1人 |
大分県 | 223人 | 2人 |
宮崎県 | 242人 | 0人 |
鹿児島県 | 335人 | -5人 |
沖縄県 | 109人 | 0人 |
海外 | 10人 | 0人 |
不明 | 40人 | 2人 |
全国 | 34931人 | 48人 |
備考:不明は転居先が不明の会員を示します。
表3 支部別の会員数(7月2日現在)
都道府県 | 会員数 | 対前月差 |
オホーツク支部 | 243人 | 1人 |
根室支部 | 81人 | 0人 |
釧路支部 | 163人 | 4人 |
十勝支部 | 180人 | 2人 |
旭川支部 | 81人 | 0人 |
滝川支部 | 49人 | 0人 |
道北支部 | 29人 | 0人 |
江別支部 | 18人 | 0人 |
札幌支部 | 307人 | 2人 |
小樽支部 | 65人 | -1人 |
苫小牧支部 | 162人 | 1人 |
室蘭支部 | 154人 | -2人 |
函館支部 | 24人 | 0人 |
道南檜山 | 61人 | 0人 |
青森県支部 | 136人 | 0人 |
弘前支部 | 110人 | 0人 |
秋田県支部 | 237人 | 2人 |
山形県支部 | 197人 | 1人 |
宮古支部 | 88人 | 0人 |
もりおか | 158人 | 0人 |
北上支部 | 102人 | 0人 |
宮城県支部 | 445人 | 2人 |
ふくしま | 161人 | 1人 |
郡山支部 | 165人 | 0人 |
二本松 | 11人 | -1人 |
白河支部 | 42人 | 0人 |
会津支部 | 51人 | 0人 |
奥会津連合 | 8人 | 0人 |
いわき支部 | 108人 | -4人 |
福島県相双支部 | 12人 | 0人 |
南相馬 | 14人 | 0人 |
茨城県 | 800人 | 3人 |
栃木 | 616人 | 1人 |
群馬 | 553人 | 1人 |
吾妻 | 41人 | 0人 |
埼玉 | 1619人 | -4人 |
千葉県 | 1044人 | 0人 |
東京 | 2819人 | 0人 |
奥多摩支部 | 854人 | 9人 |
神奈川支部 | 2322人 | 3人 |
新潟県 | 288人 | 0人 |
佐渡支部 | 31人 | 0人 |
富山 | 186人 | -1人 |
石川 | 258人 | 3人 |
福井県 | 220人 | -1人 |
長野支部 | 461人 | 1人 |
軽井沢支部 | 167人 | -1人 |
諏訪支部 | 236人 | 1人 |
木曽支部 | 20人 | 0人 |
伊那谷支部 | 81人 | -1人 |
甲府支部 | 183人 | -1人 |
富士山麓支部 | 55人 | 0人 |
東富士 | 61人 | 0人 |
沼津支部 | 166人 | 2人 |
南富士支部 | 249人 | 1人 |
南伊豆 | 37人 | 0人 |
静岡支部 | 347人 | -1人 |
遠江 | 404人 | 1人 |
愛知県支部 | 1123人 | -3人 |
岐阜 | 471人 | -2人 |
三重 | 370人 | 0人 |
奈良支部 | 449人 | 1人 |
和歌山県支部 | 192人 | -1人 |
滋賀 | 300人 | 1人 |
京都支部 | 777人 | 4人 |
大阪支部 | 1920人 | -1人 |
ひょうご | 971人 | 3人 |
鳥取県支部 | 208人 | 0人 |
島根県支部 | 155人 | 1人 |
岡山県支部 | 526人 | 0人 |
広島県支部 | 482人 | 2人 |
山口県支部 | 346人 | -3人 |
香川県支部 | 156人 | 1人 |
徳島県支部 | 331人 | 2人 |
高知支部 | 117人 | 0人 |
愛媛 | 334人 | 1人 |
北九州 | 303人 | -1人 |
福岡支部 | 589人 | 4人 |
筑豊支部 | 231人 | 0人 |
筑後支部 | 167人 | 2人 |
佐賀県支部 | 217人 | 0人 |
長崎県支部 | 193人 | -2人 |
熊本県支部 | 402人 | -1人 |
大分県支部 | 218人 | 1人 |
宮崎県支部 | 238人 | -2人 |
鹿児島 | 306人 | -5人 |
やんばる支部 | 74人 | 0人 |
石垣島支部 | 19人 | 0人 |
西表支部 | 42人 | 0人 |
30007人 | 26人 |
備考:支部別の会員数の合計は、都道府県別の会員数の合計と異なります。これは、本部型(青い鳥)会員や支部に所属されていない個人特別会員が支部別の会員数に含まれないためです。
(会員室/佐藤ゆき乃)
皆さまいかがお過ごしでしょうか。いつも支部ネット通信をご愛読いただき、ありがとうございます。今月は総会の報告を2件掲載しています。ぜひご覧ください。 厳しい暑さが続きますが、皆さま、お体をくれぐれもご自愛ください。
■支部ネット通信は支部の代表の方に電子メールでも配信をしています。電子メールでの配信を希望される支部の代表の方は下記メールアドレスまでお気軽にお申し込みください。
支部ネット通信 第172号 ◆発行 公益財団法人日本野鳥の会 2018年7月26日 ◆担当 総務室 総務グループ 林山雅子/松本直子 〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル TEL:03-5436-2620 FAX:03-5436-2635 E-mail:[email protected] |