目次 |
■東日本大震災への対応 会費免除、義援金についてご報告とお願い 双眼鏡など機材の寄贈について 陸前高田の博物館復興の支援依頼 義援金へのご協力ありがとうございます 三陸沿岸でカンムリウミスズメ調査 仮設住宅にカレンダー配布 ■プレスリリース グリーン・ホリデー参加者募集 三宅島でサンゴ調査。今年も良好な状態 「子どもなんでも電話でQ」を実施 |
■ブロックの動き 中部ブロック会議 参加報告 ■事務局からのお知らせなど カレンダーの名入れ印刷 ご注文受付中 支部名称等変更のお知らせ 「支部報とりまとめ発送」次回日程のご案内 連携団体全国総会の開催報告 会員数 |
≪東日本大震災への対応 ≫
8月号『野鳥』誌で会費免除、義援金の対象についてのご案内を全会員の方にお知らせしましたところ、8月3日現在、15名の方から会費免除のご希望のご連絡をいただいています。早速、この方々には、一年間の会費免除の手続きを行い、集まった義援金の中から、第一次配分としてまずお一人一万円を見舞金としてお送りいたします。8月には被災の激しいと思われる岩手県、宮城県、福島県の沿岸区域にお住まいの会員の方お一人お一人に、会費免除の件についてお手紙をお送りし、皆さまに情報が行き届くようにいたします。
会費免除のお申し出のあった方がご所属の支部には、支部宛送金一覧表で会計担当の方に個別にお知らせいたします。恐れ入りますが、支部会費の免除をご検討いただければ幸いです。すでに、いくつかの支部からは支部会費免除のお申し出もいただいています。どうぞよろしくお願いいたします。
(会員室/猪沢 則子)
双眼鏡、望遠鏡のご寄贈についてご協力をいただき、ありがとうございます。8月1日現在、7名1支部から、双眼鏡4台、望遠鏡7台のご寄贈のお申し出があり、順次被災地の会員の方へお届けの手配をしております。お相手への連絡に時間がかかりお待ちいただく場合がありますが、よろしくお願いします。寄贈をご希望の方は増える可能性がありますので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。
<お願い>
①大変申し訳ありませんが、直接当会へのご送付については、何とぞご容赦ください。当会の保管場所に限りがありますため、ほしい方が見つかるまでお手元に保管のうえ、お待ちくださるようお願いいたします。
②必要とされる方の把握に時間がかかることが考えられます。相手の方が見つかるまで、多少お時間をいただきますが、どうぞご了承くださいませ。
③機材の状態については、故障しておらず、相手の方が、すぐに楽しんでいただけるような良好のものをお願いいたします。故障や機材の不備があるものについては、お断り申し上げます。
<お知らせいただきたいこと>
●寄贈したい機材について
①双眼鏡、望遠鏡、カメラ、三脚、ボイスレコーダーなどの種類
②メーカー名。
③型番。製造年。色などできるだけ詳しく。
●寄贈したい図鑑について
①書籍のタイトル。発行元。発行年など。
●あなたのご連絡先
①お名前 ②会員番号 ③ご住所 ④お電話番号
⑤メールアドレス
⑥連絡がつきやすい携帯番号などと、連絡してもよい時間
●寄贈した先の方に、あなたのお名前やご住所などをご連絡してもよいかどうかもお教えください。
<連絡先>
※大変お手数おかけしますが、メールかFAXでお願いします。
会員室 会員グループ
メール:[email protected]
FAX:03-5436-2636
(会員室/猪沢 則子)
被災された会員の熊谷賢さまから、陸前高田市の2つの博物館の復興支援への協力願いをいただきました。こちらもぜひご協力をお願いします。
陸前高田市の会員の熊谷賢さまは、ご自身もご自宅のすべてを津波で失われましたが、市内の2つの博物館(市立博物館、海と貝のミュージアム)の学芸員として復興のために奔走されています。博物館のすべての収蔵物が流されたため、図鑑も調査や記録のための機材もないそうで、下記の支援をお願いしたいとのことです。ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。
<再興のために最低限必要と考えているもの>
1.観察機材:
双眼鏡20台、望遠鏡20台。
2.レンズアダプター:
ニコンアダプターFSB7(ニコンs5100用)
3.図鑑類:当会のフィールドガイド、コリンズの野鳥図鑑、文一総合出版の野鳥図鑑、ナショナルジオグラフィックの図鑑など。
※1と2機材については、当会会員室が窓口をいたします。
3の図鑑類のご寄贈については、お手数ですが、直接下記までお問合せください。
〒029-2201 岩手県陸前高田市矢作町字ニ田野55 旧生出小学校内
博物館・海と貝のミュージアム仮収蔵施設
担当:熊谷賢(くまがいまさる)
TEL:0192-58-2203
(会員室/猪沢 則子)
6月29日〜8月1日までに、以下の支部の皆さまから義援金をお寄せいただきました。ご協力いただき、誠にありがとうございます。
・日本野鳥の会 栃木 様/9,356円
・日本野鳥の会 熊本県 様/157,266円
この他、会員、支援者、関係団体などの皆さまからの義援金を合わせて、合計2,978,005円となっております。まず、この義援金から第一次配分として被災会員の方に早急にお見舞い金をお送りさせていただく予定です。 義援金は9月30日まで受け付けておりますので、引き続きご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
(会員室/吉倉 浩子)
●被災漁船をチャーター
被災地支援を兼ねて、7月12〜16日に東北地方の三陸沿岸などでのカンムリウミスズメ洋上調査を初めて行いました。3月の大津波で三陸沿岸の港は甚大な損害を被り、漁船も多くが沈没や流出などの被害を受けています。しかし日に日に港湾施設の復旧は進んでおり、ほとんどの港が機能するようになっています。また、あの大津波を切り抜けた漁船もわずかですがあります。
今回の調査は、港湾施設の復旧状況を踏まえた上で、大津波を切り抜けた地元の漁船をチャーターして行いました。また三陸沿岸の各支部からも情報をいただき、調査当日は各支部から2〜3名の応援をいただいて実施することができました。
調査初日の宮城県塩釜港は比較的に多くの遊漁船が営業されていましたが、岸壁が沈下して本来の係船場所は使えないなど影響が出ていました。岩手県大船渡港では今回チャーターした船が唯一、津波を切り抜けられた遊漁船だそうです。また岩手県普代村大田名部港でも、津波到達前に沖合へ脱出できたのは2隻だけだそうで、そのうちの1隻を今回チャーターしました。青森県八戸港と北海道苫小牧港を結ぶフェリー航路は震災後に休止されていましたが、7月11日から運航を再開したばかりでした。
●非繁殖期の推定生息海域
東京都の伊豆諸島で繁殖しているカンムリウミスズメは繁殖期が終わると姿を消すのですが、次の繁殖期までの間、どの海域で暮らしているのか分かっていません。そこで2009年よりカンムリウミスズメの目撃情報を集め始めたところ、7〜9月の間は東北から北海道にかけての太平洋岸で見られることが分かってきました(図1)。
このことから繁殖を終えたカンムリウミスズメは伊豆諸島から東北・北海道方面に移動しているのではと考えられます。しかし、この方面でのカンムリウミスズメ調査はほとんど行われてないようで、カンムリウミスズメの行動を把握する上で課題になっておりました。このため、今回、被災地支援にもつながるだろうと、急遽、三陸沿岸での調査を実施することになりました。
調査は、塩釜港から金華山沖の海域、大船渡沖の海域、普代沖の海域、八戸−苫小牧航路の往復海域で、5日間かけて延べ約35時間の洋上観察を行いました。その結果、大船渡沖で非繁殖羽のカンムリウミスズメ1羽を確認することができ、貴重な記録となりました(図2)。
調査の詳細は下記のとおりです。支援としてはわずかなものですが、カンムリウミスズメの保護にもつながることですし、今後も継続していきたいと思っています。
●宮城県塩釜港〜金華山沖
【調査日時】2011年7月12日 7:15〜14:40
【調査員】当会職員4名 (西五反田事務所2名、三宅島事業所1名、福島小鳥の森1名)
当会宮城県支部3名 (竹丸勝朗支部長、他会員2名)
【調査船】塩釜港 かもめX(えびす屋)
【調査結果】カンムリウミスズメは観察できず
オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、ウミウ
●岩手県大船渡沖
【調査日時】2011年7月13日 7:08〜12:05
【調査員】当会職員 4名 (同上)
当会北上支部2名 (征矢和宣副支部長、他会員1名)
【調査船】大船渡港 幸徳丸
【調査結果】カンムリウミスズメ 1羽
オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、クロアシアホウドリ、コアホウドリなど
●岩手県普代沖
【調査日時】2011年7月14日 7:23〜14:30
【調査員】当会職員4名(同上)
当会宮古支部2名 (佐々木宏支部長、他会員1名)
【調査船】大田名部港 第二十一翔光丸
【調査結果】カンムリウミスズメは観察できず
オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、クロアシアホウドリ、コアホウドリ、フルマカモメなど
●青森県八戸港→北海道苫小牧港
【調査日時】2011年7月15日 9:00〜15:40
【調査員】当会職員4名(同上)
【調査船】シルバーフェリー シルバークイーン
【調査結果】カンムリウミスズメは観察できず
オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、クロアシアホウドリ、コアホウドリ、ウトウ、オオトウゾクカモメ、
フルマカモメ、ハイイロウミツバメなど
●北海道苫小牧港→青森県八戸港
【調査日時】2011年7月16日 9:25〜17:56
【調査員】当会職員3名(西五反田事務所2名、福島小鳥の森1名)
当会札幌支部3名(偶然同乗されたので、手伝っていただいた)
【調査船】シルバーフェリー フェリーはちのへ
【調査結果】カンムリウミスズメは観察できず
オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、クロアシアホウドリ、コアホウドリ、フルマカモメ、ウトウなど
(サンクチュアリ室/江崎 逸郎)
2011年6月、2011年版「ワイルドバード・カレンダー」300部を、福島県飯館村から避難された方々が入居される仮設住宅(場所:福島市)へお渡ししました。これは、「日本野鳥の会 ふくしま」事務局より、飯舘村社会福祉協議会を通じてのカレンダーの提供をご提案いただき、実現したものです。
ふくしま事務局の皆様には、寄贈先との連絡調整から搬入まで、全てに渡りご尽力いただきました。御礼申しあげます。
(普及室/江面康子)
発表した内容は、下記のとおりです。一部内容は省略しています。このプレスリリースの全文は、当会ホームページからご覧いただけます。
http://www.wbsj.org/press/110706.html
2011年7月6日
(公財)日本野鳥の会(東京、会長:柳生博、会員・サポーター数約5万人)は、タンチョウやシマフクロウ、ガンやカモなどの希少な野鳥が生息する森・湿地を保全する2泊3日のボランティア・プログラム、"グリーン・ホリデー"を、加賀市鴨池観察館(石川県加賀市)、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ(北海道釧路)で開催します。
加賀では、ラムサール条約登録湿地でマガンやヒシクイが越冬する、加賀市鴨池観察館で、地域の猟師とともに、マコモを刈り取ります。この作業は、江戸時代から続いており、今年で333回目です。
釧路では、国の特別天然記念物・タンチョウが冬の間も自然の中で食べ物を採れるよう、水路を掘ります。
「グリーン・ホリデー」を通じて、多くの方に、気軽に環境保全ボランティアに参加していただきたく、広く告知くださいますよう、お願い申し上げます。
●グリーン・ホリデーIn加賀・釧路実施概要
1.グリーン・ホリデーin加賀 「ガンやカモがやってくる湿地を守ろう」
・日程:2011年9月2日(金)〜4日(日)
・会場:加賀市鴨池観察館
・集合/解散:2日 14:10 / 4日 11:30 加賀市鴨池観察館
・宿泊場所:セミナーハウスアイリス
2.グリーン・ホリデーin釧路 「タンチョウの冬の食事場所を整えよう」
・日程:2011年9月23日(金・祝)〜25日(日)
・会場:鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
・集合/解散:23日 15:00 / 25日 11:30 鶴居村合宿研修所
・宿泊場所:鶴居村合宿研修所
発表した内容は、下記のとおりです。一部内容は省略しています。このプレスリリースの全文は、当会ホームページからご覧いただけます。
http://www.wbsj.org/press/110710.html
2011年7月10日
主催:三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館
共催:コーラル・ネットワーク
共催:スナッパー・ダイビングセンター
2011年7月9日、三宅島自然ふれあいセンター・アカコッコ館とコーラル・ネットワークとスナッパー・ダイビングセンターは共同で、世界共通のサンゴ調査である「リーフチェック」を実施した。実施した場所は三宅島の西側に位置する富賀浜のテーブル状サンゴ群集と、伊ヶ谷のカタン崎のサンゴ群集である。
調査を実施した結果、富賀浜では、調査範囲の50%以上がサンゴに覆われていた。調査範囲の南側で昨年よりサンゴが若干減少していたが、調査範囲の北側にあるテーブル状のサンゴ群集は例年と変わらず良好な状態であった。カタン崎では、調査範囲において帰島後の調査で最高の40%以上がサンゴに覆われ、例年よりも良好な状態であった。
また、富賀浜とカタン崎の両方で部分的に死んだサンゴが見られたので、今後の推移を見守っていく必要があるが、オニヒトデの大発生をすぐに心配する状況ではなかった。
●三宅島でのリーフチェックの経緯と調査方法
三宅島では1998 年より調査を開始し、以後99 年、05年、06年、08年、09年、10年と7回調査が行われ、今回の調査は8回目となる。
今回はコーラル・ネットワークのリーフチェックコーディネーター1名、スナッパー・ダイビングセンターのインストラクター1 名、東京大学海洋研究会の大学生2名、日本野鳥の会の職員でアカコッコ館のスタッフ3名で、地元の漁船の協力を得て、富賀浜と伊ヶ谷のカタン崎を調査した。
世界共通の調査方法に準じ、サンゴ群集上にメジャーで100mのラインを設置し、ライン上のサンゴの状態を観察した。あわせて、周辺の魚やエビ、ウニなどの決められた生き物の数を記録した
発表した内容は、下記のとおりです。一部内容は省略しています。このプレスリリースの全文は、当会ホームページからご覧いただけます。
http://www.wbsj.org/press/110721.html
2011年7月21日
公益財団法人日本野鳥の会(東京、会長:柳生博、会員・サポーター数:約5万人)は、夏休み、自然についていろいろな疑問をいだく子どもたちが、専門家に気軽に電話で質問できる『鳥のこと自然のことecoのこと、子どもなんでも電話でQ!!』を、期間限定で実施します。
子どもたちが疑問に思っていることに専門家が直接電話で答えることで、「問題を解決する力」を育み、「自然への興味」を拡大させることができればと考えています。期間は、8月23、24、25日です。 つきましては、広く告知にご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
【日時】:8月23、24、25日、各日9:30〜12:00
(電話相談時間、一人10分間程度)
【募集人数】:30名(各日10名)
【対象】:全国の小・中学生
【事前申込制】:
●①〜⑧をご記入のうえ、ハガキでお申込みください。
①氏名(よみがな)、②性別、③生年月日(学年)、④住所、
⑤電話番号(日中連絡可能なもの)、⑥保護者の署名(直筆)、
⑦第一希望日、第二希望日(8/23,24,25のいずれかを選択)、⑧質問したいこと
【日時】2011年6月25日〜26日
【場所】弥陀ヶ原ホテル(富山県立山町)
【主管】日本野鳥の会富山
【出席】新潟県、石川、福井、長野支部、軽井沢支部、諏訪、甲府支部、富士山麓支部、南富士、静岡、遠江、愛知県支部、岐阜、三重、富山の15連携団体より48名。財団からは安西理事と葉山自然保護室長
●議事・報告
1)昨シーズンの鳥インフルエンザについて
自然保護室葉山より、昨シーズンの高病原性鳥インフルエンザの発生状況について報告を行った。「最も心配された出水でのツルの死亡数がなぜ7羽で済んだのか」との質問があり、現状として感染実験などが行われていないため詳細は不明だが、今年のシーズンも安心はできないとの報告を行った。
2)平成22年度第4回定例理事会報告及び支部の取り扱いに関する説明会について
高木前理事より、平成23年度事業計画及び予算についてと平成22年度決算見込みについて審議を行ったとの報告と会員数の現状について報告があった。また、同日に行われた内閣府よりの支部名称の取り扱いについての説明会について報告があった。これに対して、石川より「名称変更では銀行での手続きが大変だった。財団として今回の支部名称問題で補償請求はしないのか」との質問があったが、顧問弁護士の意見も伺って、請求は行わないこととなったとの報告があった。
3)希少鳥類生息調査について
甲府支部より、「2008年から県版のレッドデータブック絶滅危惧1Aおよび1Bに該当する8種についてモニタリングを行いる」との報告があり、併せて結果の紹介が行われた。また、「生息の確認はできるが繁殖確認が難しく現地聞き取りが重要」との話があった。今後情報交換をしたいとの意見に対して、福井よりカワウ、サギ類のモニタリングを行っていること。石川より鴨池周辺で継続的な調査を行っているとの情報共有がなされた。また、長野県内は複数の支部があることから県の依頼で調査員として活動し、環境研究所と信州大学がまとめを行っているとの紹介があった。
4)日本野鳥の会中部ブロックネットワーク構想について
福井より、福井、石川、富山、新潟に鴨池観察館が参加している日本野鳥の会北陸ネットワークについて紹介があり、中部ブロックネットワーク構築をとの提案があった。同ネットワークは、コウノトリやトキなどの情報を共有し、また保護活動、普及活動の問題点や解決方法などの共有を行うことにより、支部間の連携の強化を行う。またレンジャーにも参加してもらい財団とのパイプ役を果たしてもらうというものであった。
5)愛玩飼養要望書について
岐阜より、「第11次鳥獣保護事業についての指針で原則禁止が示されたが、各県に対して愛玩飼養中止の要望を出して欲しい」との提案があり、要望書の原案を岐阜で作成し、各連携団体で提出することとなった。
6)中部ブロックの今後について
愛知県支部より、「中部ブロックは10件21支部と各ブロックの中でもっとも、広域かつ連携団体数が多くまとまりづらい面もあるが、今後2ブロックに分けるということも検討してはどうか」との提案があったが、議論の結果、現状のままで行くこととなった。
7)「会員減少・会員増加方法」、「後継者育成」について
愛知県支部より会員減少・会員増加方法について、軽井沢より後継者育成について各連携団体の取り組みを聞きたいとの話しがあった。
これを受けて、以下のような情報が寄せられた。
・諏訪 会員数に近年変化はなく、一般の方が参加する探鳥会での会員勧誘に努めている。
・長野 バードフェスタで探鳥会を行い会員獲得を行っている。また公民館などの出前講座で「山野の鳥」などを購入してくれた方が会員になっている。余った支部報を郵便局においてもらう取り組みも行っている。
・富士山麓支部 最近野鳥の会の存在感が薄くなっているので財団でもムード作りを行って欲しい。
8)中部ブロックの今後について
近況報告として長野支部より、かねてから撮影マナーが悪い個人が特定できたので文書を送付して注意を行った報告があり、財団でもマナー問題の事例を集めていくこととした。
富士山麓支部よりトレールランの情報として、実施前に15番いたエナガが10番に減少しており、繁殖期の開催については注意すべきとの話があった。また、南富士より富士山一周トレールランの計画があり、対応していくとの話があった。
●講演会
25日の会議後 「厳しい寒さに適応した鳥 ライチョウ」と題して富山ライチョウ研究会 松田勉氏による講演会が行われた。
●探鳥会
26日5時半より立山カルデラ展望台付近を早朝探鳥会が行われたが、雨のため途中で引き返した。また、会議終了後希望者で室堂平周辺での探鳥会を行いライチョウなどを観察した。
(自然保護室長/葉山 政治)
毎年、皆様からご好評をいただいております「ワイルドバード・カレンダー」。このカレンダー下段に、皆様の連携団体名等を刷り込むことができます。
探鳥会での販売物として、おつきあいのある関係先様、団体へのご挨拶の品として、ぜひご活用ください。ご注文は100部以上から25部単位で承っております。
名入れカレンダーの仕様は「紙綴じ製本」で、各月毎にミシン目で切り離してご利用いただきます。一般販売用カレンダー(ペーパーリング製本)とは製本方法が異なりますので、予めご承知おきください。
●本件についてのお問い合わせは、普及室 販売出版グループまでお願いします。 担当:瀬古 TEL:03-5436-2623 FAX:03-5436-2636 [email protected]
(普及室/瀬古 智貫)
・新名称:『日本野鳥の会宮古支部』(従来の名称へ戻す)
・代表→支部長
※ご住所・お電話番号に関しては、本紙には掲載いたしませんので、ご連絡の際は下記担当へご相談ください。)
総務室総務グループ TEL 03-5436-2620 / FAX 03-5436-2635
(総務室/五十嵐 真、小川 富由美)
次回の支部報取りまとめ発送は、2011年9月13日(火)となりました。支部報は下記要領でお送りください。(取りまとめ発送の詳細については、支部ネット通信2011年4月号をご覧ください。)
送付〆切:9月12日(月)必着
送付部数:110部
※東京は130部、お願いいたします。
※神奈川、埼玉、奥多摩、千葉県は120部、お願いいたします。
※ご事情により必要部数に満たない場合は、こちらで発送先を調整させて頂きます。
【支部報の受付、お問い合わせはこちらまで】
〒141-0031東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル3F
日本野鳥の会総務室 総務グループ (担当;小川、鈴木)
TEL 03-5436-2620
メール [email protected]
(総務室/五十嵐 真、小川 富由美)
2011年7月2、3日の日程にて連携団体全国総会が開催されました。北海道ブロックから九州・沖縄ブロックまで、すべてのブロックから40団体、43名と多くの方のご参加をいただきました。
全国総会の中で、この会議体の今後の在り方について話し合われ、「連携団体全国総会」を正式名称とすること、次回は以下の日程で開催することが決まりました。この他の全国総会の模様については、あらためて本通信でご報告いたします。
できるだけ多くの連携団体(支部等)からのご参加をお待ちしております。次年度開催分について、日程と経費を皆様の予定に組み入れていただけますようお願いいたします。
(総務室/五十嵐 真、小川 富由美)
●8月1日会員数39,927人(対前月-65)
会員数は先月に比べ65人減少しました。
7月の入会・退会者数の表をみますと、入会者数は退会者数より58人少なくなっています。会員の増減は、入会者数と退会者数のほかに、会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活した人数によって決まります。7月の入会者数は100人で、前年同月の入会者119人に比べ19人減少しました。
また、7月の退会者数は158人で、前年同月の退会者数190人に比べ32人減少しました。
表1.7月の入会・退会者数
※会費切れ退会となった後に会費が支払われ会員として復活する方がいらっしゃるため、退会者数の年度累計は、実際の退会者数とずれた数字となります。このため、退会者数合計については年度末の集計後にお知らせいたします。
●都道府県および支部別会員数
野鳥誌贈呈者数を除いた数を掲載します。
表2.都道府県別の会員数(8月1日時点)
備考:その他は海外在住の会員を示します。
表3.支部別の会員数(8月1日時点)
備考:支部別の会員数の合計は、都道府県別の会員数の合計と異なります。これは、本部型(青い鳥)会員や支部に所属されていない個人特別会員が支部別の会員数に含まれないためです。
(会員室/沖山展子)
●投稿お待ちします
各支部やブロックからの投稿記事をお待ちしております。原稿はメールでお送りいただけます。特に締め切りはありませんが、月初めにお送りいただければ、その月の号に掲載可能です。
本通信のバックナンバーは、ホームページから閲覧できます。URLは以下のとおりです。
http://www.wbsj.org/info/shibu/net/index.html
●電子メール配信
本通信は電子メールでもお送りしています。電子メール配信のお申し込みは、下記のメールアドレスまでお気軽にどうぞ。
(会員室長/小林豊)
支部ネット通信 第89号 ◆発行 公益財団法人日本野鳥の会 2011年8月19日 ◆担当 会員室 〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル TEL:03-5436-2632 FAX:03-5436-2635 E-mail:[email protected] |