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出かける準備をしよう
双眼鏡
野鳥の観察にまず必要な双眼鏡
双眼鏡を使うことによって、肉眼よりも大きく鮮明に野鳥の形態や行動を見ることができます。
選び方の3つのポイント
- 倍率は8~10倍がおすすめ。
- 対物レンズの口径は30mmくらいのものを選ぶ。
- 自分の手にあった大きさのものを選ぶ。
選び方の詳細については、以下のサイトも参考にしてください。
双眼鏡は、バードウォッチング以外にも、使い道がいろいろあります。昆虫や花の観察、遠景を見る、星空を見る、その他スポーツ観戦などでも、大活躍の道具です。
双眼鏡の使い方
Step1 メガネの有無
メガネをかけずに使用する場合は、接眼レンズのアイカップを引き出してください。
メガネをかけたまま使用する場合は、接眼レンズのアイカップは引き出さないでください。
Step2 目幅の調節
双眼鏡をのぞきながらレンズの幅を調節し、自分の目の幅に合わせましょう。両眼でのぞいたとき、視野がひとつの円になるようにします。
Step3 ピントを合わせる
ピントリングを回して、見たいものがはっきり見えるように調節しましょう。
※メガネやコンタクトレンズを使用しておらず、左右の視力が異なる方は「視度調整」 が必要です。詳しい操作方法は、双眼鏡の取扱説明書でご確認ください。
双眼鏡で観察するコツ
コツ-その1
1.野鳥を見つけたら、目を離さず、頭を動かさないようにします。
2.そのまま、そっと双眼鏡を目に持っていきます。
コツ-その2
- 野鳥を見つけたら、木の幹、根元など大きなものを視野にとらえます。
- 「木の幹A」→「枝B」→「枝先C」というように、少しずつ野鳥に近い目印を見つけて、順番に追っていきます。
注意
- ストラップを首にかけて、落下を防止する。
- 目を守るために、太陽の直視はNG。
- 住宅地での使用はひかえるのがマナー。
図鑑
最初の野鳥図鑑はイラストのものを
最初の野鳥図鑑は、特徴がわかりやすく描かれたイラストのものがおすすめです。模様などを細かく確認できるので、野鳥を見分けたり、名前を調べたりするのに役立ちます。
また、野外で持ち歩きやすいようハンディなもの、帰ってからじっくり調べるための大型のものがあるとよいでしょう。
イラストの図鑑に慣れたら、次は写真で構成されたものと合わせて使うのもおすすめです。
フィールドノート
野外で見たことを記録しよう
フィールドノートは小型のものを持っていくと便利です。
「日時」「場所」「天候」「鳥の名前」「数」「何をしていたか」などを記録しておきましょう。書いておくことで、あとで復習することができ、翌年の渡りを予測することなどに使えます。