プレスリリース:バードウォッチングウィーク!(*11月1日~7日) 季節の鳥をeBirdに投稿しよう
2024年10月15日
(公財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:上田恵介、会員・サポーター数:約5万人)は、バードウォッチングウィーク<11月1日(金)~7日(木)>に、より多くの方が野鳥観察を楽しみながら、世界規模の市民科学プロジェクト「eBird」に観察情報を寄せていただけるよう、「バードウォッチングウィーク!季節の鳥をeBirdに投稿しよう」キャンペーンを実施します。観察対象種の鳥を見た方、期間中毎日投稿した方には、記念品をプレゼントいたします(該当者多数の場合は抽選)。
eBirdについて
eBird(イーバード)は、米国・コーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営する世界最大の野鳥観察データベースであり、市民科学(市民と科学者が協働する科学研究)プロジェクトです。eBirdには世界中のバードウォッチャーから10億件を超える野鳥観察情報が寄せられ、蓄積されたデータは鳥類の調査研究や保全活動に活用されています。(公財)日本野鳥の会はコーネル大学鳥類学研究室と協働で、その日本語サイトを運営しています。
eBirdでは、自分のバードウォッチングの記録をスマートフォンやPCから投稿して、アーカイブできます。また、さまざまな検索機能で、世界の野鳥の写真や音声を検索したり、どこに行けば見たい鳥が見られるか、人気のバードウォッチングスポットはどこか等を調べることができます。eBirdを利用すれば、スマートフォンひとつが、フィールドノートに、図鑑に、探鳥地ガイドにもなります。
11月1日~7日はバードウォッチングウィーク。eBirdで野鳥観察を楽しもう!
11月1日~7日はバードウォッチングウィークです。秋から冬にかけては木々の葉が落ち、鳥の姿を見つけやすくなります。ガン・カモ類など比較的大型の水鳥も渡ってくるので、バードウォッチングを始めるのにはよい機会です。家の周りや公園、身近な緑地や水辺で見られる野鳥を観察して、eBirdに投稿してみましょう。観察対象種の季節の鳥3種(ジョウビタキ、モズ、マガモ)をすべて見た方、7日間毎日投稿した方には、素敵なプレゼントも!
「eBirdを使ってみたいけれど、見た鳥の名前がわからない」という方には、eBirdと連動してAIが鳥の識別をサポートするアプリ「Merlin」がおすすめです。キャンペーンに合わせて、アプリ「Merlin」の使い方を紹介するオンラインセミナーも開催します。
「バードウォッチングウィーク!季節の鳥をeBirdに投稿しよう」キャンペーンの概要
- 期間
- 2024年11月1日(金)~7日(木)(バードウォッチングウィーク)
- 参加方法
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期間中、いつでも好きな時間にバードウォッチングをして、見た鳥をアプリ「eBirdモバイル」またはeBirdのウェブサイトから投稿してください。
※初めて使う方は「これを読めばわかる!eBird&Merlinの使い方」(PDF/1.2MB)をご覧ください。
- 参加賞
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1.サントリー特別賞
期間中にチェックリストを投稿された方のうち、観察対象種(季節の鳥3種:ジョウビタキ、モズ、マガモ)をすべて見た方10名さま(該当者多数の場合は抽選)に、サントリーホールディングス株式会社提供の「ステンレス製真空タンブラー『フクロウ』(薮内正幸イラスト)」をさしあげます。
観察対象種-季節の鳥3種-
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2.日本野鳥の会賞
11月1日~7日の7日間毎日チェックリストを投稿した方 10名さま(該当者多数の場合は抽選)に、日本野鳥の会オリジナルグッズ「卓上カレンダー2025」と「今治タオルハンカチ・ルリビタキ」のセットをさしあげます。
講座のご案内
オンライン講座「AIと野鳥識別対決‐Merlinに挑戦! 2024秋冬編」
- 日時
- 2024年10月23日(水) 19:00~20:00
- 内容
- 「Merlin」は、世界最大の野鳥観察データベース「eBird」と連動して、野鳥の識別をサポートするアプリです。このウェビナーでは、Merlin(AI)とバードウォッチャー(日本野鳥の会:奴賀俊光)の識別クイズ対決を通じて、野鳥を識別するポイントと、アプリ「Merlin野鳥識別」をうまく活用するコツをご紹介します。識別クイズには、視聴者の皆さまもご参加いただけます。
- 方法
- Zoomウェビナー(定員300名、先着順)
- 参加費
- 無料
ジャパン・バードフェスティバルで、eBirdの使い方を紹介します!
11月2日(土)~3日(日・祝)に我孫子市で開催されるジャパン・バードフェスティバルにブース出展し、eBirdの使い方をご紹介します。「eBirdを使ってみたいけれど、設定方法や使い方がわからない」という方は、ぜひブースにお越しください。スタッフが設定をお手伝いします。会場でバードウォッチングし、見た鳥をeBirdに投稿した方には、記念品をプレゼント!
eBirdとは
世界規模の市民科学プロジェクト
eBirdは、米国・コーネル大学鳥類学研究室が運営する、世界的な科学研究プロジェクトであり、誰でも参加できる市民科学プロジェクトです。世界中のバードウォッチャーの野鳥観察記録をオンラインで共有し、鳥類の研究や保護に役立てることを目的に、2002年に開発されました。2024年10月1日現在、eBirdの利用者は世界で100万人、国内で8000人を超え、日々増え続けています。
2021年11月より、日本語で利用可能に
eBirdは、コーネル大学鳥類学研究室と、世界中のパートナー団体、何千人もの地域の専門家、何十万ものユーザーの協働で運営されています。2021年11月にコーネル大学鳥類学研究室と(公財)日本野鳥の会によりeBirdの日本語版が公開され、eBirdへの投稿や検索、関連するアプリが日本語で利用できるようになりました。eBirdの日本語版は、現在、サントリーホールディングス株式会社(メインスポンサー)と、カールツァイス株式会社(協賛)のご支援を得て、(公財)日本野鳥の会が運営しています。
eBirdは多言語に対応しており、世界中で利用できます。また、eBirdに蓄積されたデータは、調査研究や教育活動、自然保護活動など非営利目的であれば、誰でも自由に利用できます。
日本野鳥の会 組織概要
組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
URL:https://www.wbsj.org/
本件に関するお問い合わせ先
(公財)日本野鳥の会
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
担当:自然保護室 葉山政治/岡本裕子
電話:03-5436-2633
E-mail:[email protected]
[本プレスリリースのPDF版はこちら/1.57MB]