プレスリリース:愛鳥週間はeBirdでバードウォッチング!~スマホひとつで野鳥観察がより楽しく~
2022年4月12日
(公財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:上田恵介、会員・サポーター数:約5万人)は、愛鳥週間(バードウィーク、5月10~16日)に向けて、より多くの方に野鳥に親しんでいただけるよう、キャンペーン「愛鳥週間はeBirdでバードウォッチング!」を実施します。
eBirdとは?
![](/press/img/20220412-1.jpg)
eBird(イーバード)は、コーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営する、世界最大の野鳥観察データベース。日本野鳥の会では、日本語で利用できる”eBird Japan”を2021年11月に公開し、利用者は約4000人にのぼります。
eBirdでは、自分が見た鳥を、PCやスマートフォンを使ってオンラインで記録することができ、世界中のバードウォッチャーが観察した野鳥情報にアクセスすることが可能です。eBirdを利用すれば、スマートフォンひとつが、フィールドノートにも、図鑑にも、探鳥地ガイドにもなります。
5月10日~16日の愛鳥週間期間、eBirdに観察記録を投稿しよう!
5月10~16日は愛鳥週間(バードウィーク)です。この間、好きな時にバードウォッチングをして、その結果をeBirdに投稿してみましょう! この期間、eBird Japan(運営:公益財団法人日本野鳥の会)では、オンラインでのeBird使い方講座、野鳥識別講座を開催するほか、eBirdに観察記録を投稿された方にプレゼントをさしあげるキャンペーンを実施します。バードウォッチングをこれから始めたいという方も、ぜひご参加ください。
キャンペーン「愛鳥週間はeBirdでバードウォッチング!」の概要
- 期間
- 2022年5月10~16日(愛鳥週間/バードウィーク)
- 参加方法
-
特別な申込は必要ありません。期間中いつでも、好きな時間にバードウォッチングをして、見た鳥を「eBird Japan」またはアプリ「eBirdモバイル」から投稿してください。
特別な場所に行かなくても、家の窓から5分、庭に来た鳥を観察する/通勤や通学の途中で見た鳥を観察する/子供と一緒に行く公園にいる鳥を観察するなど、日常生活の中の観察でも構いません。
- eBird Japanに投稿するには
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既にeBirdのアカウントを持っている方は、モバイルアプリ、またはウェブサイトからチェックリストを投稿できます。アカウントを持っていない方は、アカウントの作成から始めましょう。
詳しくは「eBirdを始めよう」をご覧ください - 参加賞
- 期間中にチェックリストを投稿された方のうち、
時計(直径約16cm)1.観察した種数が最も多かった方上位10人(同数多数の場合は抽選)に、「サントリー特別賞」としてサントリーホールディングス株式会社提供の「育林材の時計(*写真はイメージです。デザイン、梱包仕様などは、実際の記念品とは異なる場合があります)」
・育林材について2.7日間毎日チェックリストを投稿した方 10人(該当者多数の場合は抽選)に、「日本野鳥の会賞」として日本野鳥の会オリジナルグッズ「今治タオル森の野鳥(フェイスタオル&ハンドタオル、写真はイメージです)」
をさしあげます。
初めてeBirdを使う方、これからeBirdを始めたいという方へ
1.動画「eBirdの使い方」を公開
eBirdの概要と、観察結果の投稿方法をご紹介する動画ができました。
「eBirdの使い方」(YouTube)をご覧ください。
2.オンラインセミナーの開催
eBirdの基本的な使い方を紹介するウェビナー「eBirdを始めよう」、身近な野鳥を識別するポイントを紹介するセミナー「野鳥識別の基本と、アプリMerlinの使い方」の2つのオンラインセミナーを実施します。
ウェビナー「eBirdを始めよう」
- 日時
- 2022年5月9日(月) 19:00-20:00 ※受付は終了しました
- 対象
- 初めてeBirdを使う方、これからeBirdを使ってみたいという方
- 方法
- Zoomウェビナー(定員400名)
- 解説
- 葉山政治/岡本裕子(公益財団法人 日本野鳥の会)
- 内容
- eBirdの概要と基本的な機能、野鳥観察結果の投稿方法(モバイルアプリから、ウェブサイトから)をわかりやすくご紹介します。
セミナー「野鳥識別の基本と、アプリMerlinの使い方」
- 日時
- 2022年5月12日(木) 19:00-20:10 ※受付は終了しました
- 対象
- eBirdを使いたいが識別に不安があるという方、初めてアプリ「Merlin野鳥識別」を使う方
- 方法
- Zoomミーティング(定員95名)
- 講師
- 奴賀俊光(公益財団法人 日本野鳥の会)
- 内容
- 身近な野鳥の識別の基本と、識別をサポートするアプリ「Merlin野鳥識別」を使う際のポイントをご紹介します。
5月14日(土)は「グローバル・ビッグ・デー(世界一斉野鳥カウント)」
![](/press/img/20220412-2.jpg)
5月14日はコーネル大学鳥類学研究室が主催する世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー(Global Big Day)」です。この日に投稿された観察記録は、リアルタイムでグローバル・ビッグ・デーのサイトから見ることができます。
eBirdとは
世界的な科学研究プロジェクト
eBirdは、コーネル大学鳥類学研究室が運営する、世界的な科学研究プロジェクトです。世界中のバードウォッチャーの野鳥観察記録をオンラインで共有し、鳥類の研究や保護に役立てることを目的としています。2022年4月1日現在、eBirdの利用者は763,086人にのぼり、日々増え続けています。
13か国語に対応 非営利ならば自由に利用できるデータ
eBirdは、コーネル大学鳥類学研究室と、世界中のパートナー団体、何千人もの地域の専門家、何十万ものユーザーとの共同で運営されています。日本のポータル“eBird Japan”は、サントリーホールディングス株式会社の協賛を得て、(公財)日本野鳥の会が運営管理しています。
eBirdは13か国語に対応しており、世界中で利用できます。また、eBirdのデータは、調査研究や教育活動、自然保護活動など非営利目的であれば、自由に利用できます。
![](/nature/ebird/eBird-pic-700.png)
日本野鳥の会 組織概要
組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
URL:https://www.wbsj.org/
本件に関するお問い合わせ先
(公財)日本野鳥の会
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
担当:自然保護室 葉山政治/岡本裕子
電話:03-5436-2633 E-mail:[email protected]
[本プレスリリースのPDF版はこちら/407KB]