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オオジシギ勉強会 ~オオジシギを見直そう~をウトナイ湖で開催します
このイベントは終了しました。
春~初夏、草原や湿原の上空で「ザザザザザーッ」と大きな音を鳴らしながら急降下を繰り返すオオジシギ。カミナリシギとも呼ばれ、主な繁殖地の北海道では、なじみの鳥でもありますが、実は、生息個体数の減少が懸念されているのをご存知でしょうか。また、その渡りのルートもまだよくわかっていません。
この勉強会では、そんなオオジシギについて、その生態や繁殖地である日本と、越冬地であるオーストラリアの生息地の状況を専門家がお話しします。成功すれば世界初となる渡りのルート解明や、調査の舞台となる勇払原野の保全など、これから始まる日本野鳥の会のオオジシギプロジェクトについてもご紹介いたします。
▼実施概要
- 日時:
- 2016年7月18日(祝月)13時~15時10分
- 会場:
- ウトナイ湖野生鳥獣保護センター
(北海道苫小牧市字植苗156番地26) - 内容:
- オオジシギのくらしや生態、国内繁殖地の状況と、越冬地オーストラリアの様子などについて。
- 参加費:
- 無料
- 主催:
- (公財)日本野鳥の会
- 備考:
- お申し込み不要。オーストラリアの研究者の発表では、逐次通訳を行います。
- プログラム:
- 「北海道と周辺地域におけるオオジシギの生息状況」藤巻裕蔵氏(帯広畜産大学名誉教授)
「オオジシギの生活史と繁殖生態」 浦達也氏(日本野鳥の会)
「勇払原野の保全の歴史」中村聡氏(日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ)
「日本野鳥の会のオオジシギ保護プロジェクト」田尻浩伸氏(日本野鳥の会)
「越冬地オーストラリアでの現状(仮題)」Birgita Hansen氏(Federation University教授)
【勉強会に関するお問い合わせ】
公益財団法人 日本野鳥の会
保全プロジェクト推進室 TEL 03-5436-2634 E-mail [email protected]
ウトナイ湖サンクチュアリ TEL 0144-58-2505 E-mail [email protected]