世界自然遺産・知床における携帯電話基地局とそれに関連する太陽光パネルの設置計画の見直しを求める要望書(凍結しました)

世界自然遺産・知床における携帯電話基地局とそれに関連する太陽光パネルの設置計画事業のうち、知床岬付近に建設予定の施設は、国立公園の特別保護地区および国指定知床鳥獣保護区特別保護地区ならびに世界自然遺産・知床の風致景観を破壊するおそれがあります。

2024年7月5日
知床に生息する希少な野生動植物に影響をおよぼしうるため、事業の中止を視野に入れて見直すことを環境大臣、総務大臣、国土交通大臣、携帯電話事業者(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル)に対し、要望書を提出。
2024年8月9日
要望に関して、日本環境会議、日本生態学会、日本鳥学会、日本自然保護協会、北海道自然保護協会などと共同記者会見。
環境省は来年秋までオジロワシの生息状況等を再調査するよう事業者に要求。
2024年10月11日
知床岬エリアでの整備事業は凍結。

このように要望活動は自然保護活動の有効な手段になる場合があるので、野鳥の生息地の保護上で問題がある開発行為に対しては、今後も意見要望活動を行っていきたいと考えます。

意見書・要望書等