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- 流出プラスチックによる野鳥への被害事例
- 寄せられた野鳥の被害状況(2024年7月~9月投稿分)
寄せられた野鳥の被害状況(2024年7月~9月投稿分)
当会では、自然環境に流出したプラスチックによって、海鳥をはじめとした野鳥がどのような被害を受けているのか把握するため、具体的な事例を集める調査をおこなっています。
これまでに寄せられた被害の事例を公開します。
事例16. 漁網と金属プレートが絡まったスズガモ
- 撮影日
- 2013年1月2日
- 撮影場所
- 北海道白老町
- コメント
- 金属のようなプレートと漁網が足に絡まり、スズガモがうずくまっていた。
事例17. 漁網が絡まったクロガモ
- 撮影日
- 2015年1月1日
- 撮影場所
- 北海道むかわ町
事例18. 釣り糸が絡まったカンムリカイツブリ
- 撮影日
- 2016年3月13日
- 撮影場所
- 北海道厚真町
- コメント
- 釣り糸らしきものが体に絡まり、潜水がうまく出来ないようだった。
事例19. プラスチック類がくちばしに絡まったウミアイサのメス
- 撮影日
- 2024年1月20日
- 撮影場所
- 長崎県諫早市森山町
- 撮影者
- 内田陽二
- コメント
- プラスチック類が下嘴に絡まっているようです。
事例20. 漁網を巣材として使用するシロカツオドリ
- 撮影日
- 2023年5月24日
- 撮影場所
- ドイツ ヘルゴラント島
- 撮影者
- 齊藤美奈子
事例21. 糸が引っ掛かったカワウ
- 撮影日
- 2024年6月20日
- 撮影場所
- 奈良県大和郡山市伊豆七条町
- 撮影者
- 高橋慎平
- コメント
- 佐保川にて。糸のようなものが1本出ていた。
事例22. 翼にルアーが絡まったカワウ
- 撮影日
- 2024年3月4日
- 撮影場所
- 福井県三方郡美浜町久々子(久々子湖)
- 撮影者
- 武田真澄美
事例23. くちばしにビニール状のものが絡まったクロサギ
- 撮影日
- 2023年3月30日
- 撮影場所
- 福井県三方郡美浜町久々子(久々子湖)
- 撮影者
- 武田真澄美
事例24. 足に釣り糸が絡まったキアシシギ
- 撮影日
- 2023年11月4日
- 撮影場所
- 千葉県浦安市
事例25. 足に釣り糸が絡まったキアシシギ
- 撮影日
- 2023年12月24日
- 撮影場所
- 千葉県浦安市
事例26. 足に釣り糸が絡まったキアシシギ
- 撮影日
- 2024年5月23日
- 撮影場所
- 千葉県浦安市
事例27. テグスが絡まり、足が腫れあがったキアシシギ
- 撮影日
- 2024年7月19日
- 撮影場所
- 千葉県浦安市
- コメント
- 6月25日に発見し、毎日のように観察しているが、テグスがどんどん食込み、足が腫れ上がり非常に悪化している。体も弱ってきたようで、うずくまっている姿をよく見るようになった。
事例28. テグスが翼や身体に絡まったスズガモ
- 撮影日
- 2023年4月22日
- 撮影場所
- 千葉県市川市
- コメント
- テグスが翼や身体に絡まり、飛べなくなっていた。カラスが襲おうとしていたのを救助し、テグスを切って放鳥した。
事例29. 釣り糸が絡まって死んでしまったカケス
- 撮影日
- 2024年2月4日
- 撮影場所
- 埼玉県飯能市(名栗湖)
- コメント
- 釣り糸が絡まり、木に吊るされた状態で死んでいた。
「流出プラスチック類の野鳥への被害状況調査」にご協力をお願いします!
日本野鳥の会では自然界に流出したプラスチック類による野鳥への被害情報を集めています。野鳥への被害を観察された方は写真をお送り下さい。
流出プラスチックによる野鳥への被害事例
関連リンク
野鳥を許可なく捕まえたり、飼育することは、法律で禁止されています。必ず都道府県の担当部署に連絡し、指示を仰いでください。
行政からの指示などで保護する時には、感染症を予防するために素手では触れないようにしてください。
よくある質問(ケガをした鳥を見つけた)