海洋プラスチックごみから、海鳥を守ろう

海洋プラスチックごみから海鳥を守ろう

プラスチック汚染の海鳥への影響と、私たちにできること

日常生活のあらゆる場面で使われるプラスチックが、プラスチックごみとなって海洋環境を汚染し、海鳥やウミガメ、魚などのさまざまな生きものに影響を与えています。世界は今、「気候変動」、「生物多様性の喪失」、「汚染」という3つの大きな危機に瀕していますが、プラスチックの問題は、このすべての危機に関わっています。プラスチックの問題は、どこか遠くで起きているものではなく、私たちの日常生活と密接につながっています。解決するには、私たち一人ひとりが行動することが必要です。

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日本野鳥の会は、プラスチックに頼らない持続可能な社会をめざして、関係団体とともに政策提言や普及啓発活動、海鳥への影響調査を行っています。

学ぼう!体験しよう!

オンラインセミナーや体験講座の開催


講座「野鳥公園でプラスチックごみを調べよう」の様子

プラスチックが引き起こす問題を学ぶオンラインセミナーや、親子で参加できる体験講座などを実施しています。一部のセミナーはアーカイブを公開しており、自由に視聴いただけます。

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教材の発行


プラスチックの海鳥への影響を紹介する小冊子

プラスチック問題と海鳥への影響についての小冊子を発行し、プラスチックの問題に関心がある団体に無償配布しています。小冊子のPDF版は、自由にダウンロードできます。また、電子教材「海洋プラスチックごみについて考えよう」を、こちらから閲覧・ダウンロードできます。

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「流出プラスチック類の野鳥への被害状況調査」にご協力をお願いします!


肥料袋がくちばしに絡まるタンチョウ(撮影:鈴木敏祥)

日本野鳥の会では自然界に流出したプラスチック類による野鳥への被害情報を集めています。
野鳥への被害を観察された方は写真をお送り下さい。

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海鳥への影響調査


繁殖地に戻ってきたオーストンウミツバメ

海鳥へのプラスチックの影響を明らかにするため、研究機関と共同で調査に取り組んでいます。海鳥が有害化学物質を取り込んでいる状況や、利用海域の解明を目指します。

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さまざまな政策提言


「脱プラスチック戦略推進基本法(案)」を提案

プラスチックにたよらない持続可能な社会をめざすには、社会の仕組みを変える必要があります。日本野鳥の会は、この問題に取り組む「減プラスチック社会を実現するNGOネットワーク」の一員として、政策提言を行っています。

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特別連載企画

会報誌『野鳥』では、2020年6月号から2021年7・8月号までの全9回にわたり、海洋プラスチック問題についてさまざまな角度から取り上げ、多数の専門家からご寄稿いただき「海洋プラスチック問題を考える」として連載してきました。
できるだけ多くの方にこの問題を知っていただきたいという思いから、これまで掲載した内容を特別に公開しています。

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ご支援のお願い

日本野鳥の会が、海洋プラスチック対策をはじめ、さまざまな自然保護活動を継続していくためには、みなさまのご支援が必要です。みなさまのあたたかなご支援をお待ちしております。

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また、マイボトルやマイバッグなど、プラスチック削減につながるグッズや、地球にやさしいさまざまな商品を販売しております。販売収益は自然保護活動に活用させていただきます。

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