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高病原性鳥インフルエンザの発生状況(2021年12月9日現在)
昨シーズンに引き続き、今シーズンも鳥インフルエンザが国内でも発生しています。
12月9日現在で、野鳥や水鳥の糞便、環境水から3県7例の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されています。今年は昨年国内で流行したH5N8亜型に加えてH5N1亜型も出ているところです。H5N1亜型は宮崎県の野鳥糞便から、その他で検出されているものはH5N8亜型です。野鳥での死亡例は鹿児島県出水市でナベヅルの1例です。
また、家禽でも8例の発生が起きていてH5N1亜型が4例、H5N8亜型が4例です。
- 野鳥での発生状況は、環境省のホームページでご覧いただけます。
- 家禽での発生状況は、農林水産省のホームページでご覧いただけます。
隣国の韓国でも、家禽で10例、野鳥でも10地点で高病原性鳥インフルエンザが確認されていますが、判明しているものは、全てH5N1亜型です。現在のレベルはレベル3(国内複数箇所発生時)となっており、死亡した野鳥の検査体制も強化されています。
検査レベルおよび検査対象種は、こちらのページからご覧いただけます。
また、5羽以上が死亡している場合は、種に関わらず検査対象となりますので、死亡した野鳥を発見した場合は都道府県にご連絡ください。
さらに、千葉県市川市で見つかったアイガモは、種としてはマガモと同じですが「ふらつき」などの神経症が出ていたそうですので、異常を発見された場合も都道府県にご連絡ください。