野鳥と風力発電

当会は、できるだけ早急に地球温暖化対策をほどこさなければ、将来的に多くの生物の生命を危険にさらし、広範に生物多様性が失われてしまうと危惧しています。その対策として有用な代替エネルギーとして、風力発電をはじめとした自然エネルギーを積極的に導入していくことに賛成しています。

しかし、風力発電や太陽光発電の導入は、立地場所によっては鳥類の生息地や渡りルートなど、絶滅危惧種の野鳥の生息地放棄、衝突死や障壁影響(渡りや移動経路の変化)などの影響を招くことがあります。そのため、適切な環境影響評価の実施やゾーニング制度などにより、生物多様性の保全と調和のとれた導入をはかることが世界的な課題となっています。

当会では、2001年以来、自然環境や鳥類への環境影響を評価し、影響を回避、最小化するための制度と方法論を確立するための政策提言活動や国内外の情報収集、調査研究を行っており、科学的視点から野鳥やその生息地に影響があると考えられる風力発電の導入については、設置反対の姿勢をとっています。

当会の風力発電に対する考え方

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野鳥やその生息地に影響があると考えられる風力発電計画

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海外風力発電の視察


当会の風力発電に関する活動

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