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烏帽子島
環境構成
烏帽子島(面積約0.01㎢)は、糸島半島と壱岐島のほぼ中間の玄界灘にあり、岩礁からなる無人島である。植物相は貧弱で、島の上部にヒゲスゲやイソヤマテンツキなどが生えるのみである。石垣の隙間やヒゲスゲが生えている窪地などでカンムリウミスズメが繁殖しており、県指定鳥獣保護区になっている。
周辺海域では、ヒラメ、カレイなどの底刺し網漁やタイ、ブリなどの延縄漁が行われている。
海鳥の繁殖地の保護指定
- 県指定烏帽子島鳥獣保護区(特別保護地区)
繁殖している海鳥
カンムリウミスズメ
海鳥・海洋保全への脅威
- 釣り人の上陸(瀬渡し船)に伴う移入種(ネズミ類)の侵入と海鳥の捕食
保全活動
- 日本野鳥の会福岡支部(鳥類調査)
- 糸島漁業協同組合(福岡県漁業調整規則による刺し網漁の期間操業)