礼文島
環境構成
礼文島(面積81.3㎢)は、北海道北部・稚内の西約59㎞の日本海上に位置する。標高490mの礼文岳から、東側は緩やかに傾斜し、西側は断崖となっている。島の最北のスコトン岬の沖1㎞にある海驢島(面積0.2㎢)は、昭和40年代まで、コンブ、ウニの漁期にあたる夏季には漁業者が居住していたが、現在は無人島となっている。島の周囲は切り立った崖が続き、ウトウ、ウミウ、オオセグロカモメ、ウミネコなどが繁殖している。島の周辺海域は水産資源に恵まれ、漁業が盛んである。
海鳥の繁殖地の保護指定
- 利尻礼文サロベツ国立公園
繁殖している海鳥
ウトウ、ウミウ、オオセグロカモメ、ウミネコ
海鳥・海洋保全への脅威
- 利尻・礼文・稚内間のフェリーでの観光客の餌付けの影響
保全活動
- 北海道海鳥保全研究会(海鳥モニタリング調査)