JP107 伊川津(いかわづ)
愛知県:田原市
位置 | N 34°39′ E 137°08′ |
面積 | 870ha |
環境構成【干潟】
写真:藤岡エリ子
砂泥質の干潟と砂礫の浜、新堀川流域、河口部の塩性湿地。海浜植物と塩性湿地に生えるハママツナ、マツナ、ヒロハマツナ、シバナ、フクド、シオクグの宝庫である。後背地は、養鰻池跡と畑、ビニールハウス。
三河湾でも有数の漁場で、冬から春は、海苔養殖。春は、アサリ漁が行われている。
選定基準のキョウジョシギは、春季の満潮時、貝の浜やその後背地の畑をねぐらとして利用している。
選定理由
A4i | キョウジョシギ |
保護指定
法的な担保がない、もしくはわずか(10パーセント未満)である
<保護指定の内容>
国定公園(三河湾国定公園)、自然環境保全地域
保全への脅威
- 三河湾の富栄養化による赤潮、青潮
- 漂着ゴミ
- 鳥類観察者によるシギ・チドリのねぐらの撹乱
- 鳥類観察者のマナー(漁業者の反感を招いている)
保全活動
- モニタリング調査:実施者(東三河野鳥同好会)
内容:水質調査(年3回)
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