JP065 阿武隈川(あぶくまがわ)
福島県:福島市、伊達市
位置 | N 37°46′ E 140°30′ |
面積 | 660ha |
環境構成【河川/樹林/里山/広葉樹林・針葉樹林】
写真:鈴木弘之
阿武隈川は、福島県西白河郡西郷村鶴生の那須連邦・旭岳に源を発し、途中川の西側にある奥羽山脈と、東側の阿武隈山地から流れ込む大小の支流(246河川うち福島県内153河川)が一つの川となり、宮城県亘理郡荒浜にて太平洋に流れ込む、流路は南から北に延長239kmに及ぶ一級河川である。
阿武隈川流域の約8割は山地であり、大小の滝やケヤキ・クヌギ・ナラ等の広葉樹も川の周囲には多く、紅葉の季節の景観は見事である。
また、アユ・ウグイ・ヤマメ等約40種を超える魚と、冬鳥のハクチョウ・カモ等、約160種の野鳥も確認されている。
選定理由
A4i | オナガガモ |
保護指定
法的な担保がない、もしくはわずか(10パーセント未満)である
保全への脅威
- 特に無し
保全活動
- 環境教育活動:
内容:年6回(基本的に偶数月)第一日曜日に一般市民の参加も可能な探鳥会を開催(日本野鳥の会ふくしま)、水生昆虫の調査、観察会(福島県自然保護協会) - モニタリング調査:実施者(日本野鳥の会ふくしま)
内容:毎年1月第2日曜日に実施するサイト内のガンカモ類生息調査 - 環境管理
ゴミ拾い活動(水辺の会わたり)、河川保護保全活動(環境省、福島県) - その他
阿武隈川流域河川懇談会*国土交通省福島工事事務所との定期的会議(日本野鳥の会ふくしま)
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 986KB)