JP052 迫川(はさまがわ)
宮城県:栗原市
位置 | N 38°46′ E 141°80′ |
面積 | 10ha |
環境構成【河川/砂礫/樹林/広葉樹林・針葉樹林】
写真:本田敏夫
北上川の支川。
宮城県北部の水田地帯を流れる河川は、河床勾配が小さく比較的緩やかであることが多い。川岸からすぐにヤナギ類の河畔林が成立し広い河原はあまり見られない。
迫川の中流、栗原市若柳や栗原市佐沼などの市街地を流れる部分は、早くから河川改修整備が行われたこともあり小礫や砂が堆積する河原が形成された。若柳や佐沼の市街地を離れると集落が堤防に沿って細長く続く水田地帯になる。
若柳より下流の流域は河川改修によって流路と平坦に整地された高水敷に分けられ、それ以前は畑や水田として利用されていた高水敷は乾性草地になっている所が多く、流路に沿って形成される湿性の草地は少なく河畔林の成育もおおむね抑えられている。
選定理由
A4i | コハクチョウ |
保護指定
法的な担保がない、もしくはわずか(10パーセント未満)である
保全への脅威
- 洪水による堤防の決壊、それに伴う河川環境の改変と工事による直接の影響。
保全活動
- 特になし
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