JP147 中津海岸・宇佐海岸(なかつかいがん・うさかいがん)
大分県:中津市、宇佐市
福岡県:吉富町、豊前町
位置 | N 33°35′ E 131°19′ |
面積 | 3,800ha |
環境構成【干潟】
潮の干満差の大きい海浜とその背後には松林、農耕地、塩田跡など多様な環境が備わっている。もともと白砂青松の海岸であったが、人工護岸化が進み今では自然海岸がほとんど残されていない。しかし、依然として本来の多様な生態系により、数多くの野鳥の生息・越冬を可能にしている。
選定理由
A1 | ズグロカモメ |
A4i | キアシシギ・ソリハシシギ・チュウシャクシギ |
保護指定
法的な担保がない、もしくはわずか(10パーセント未満)である
保全への脅威
- 狩猟(違法的なものを含む)
- 海岸部後背地の太陽光発電施設。
- カワウ(食害)の生息密度
- 後背地の宅地化、工場開発等
保全活動
- 法律制定、政策、規制:実施者(大分県北部振興局)
内容:鳥獣保護区・銃猟禁止区域の指定等 - モニタリング調査:実施者(日本野鳥の会大分県支部)
内容:生息数定期カウント調査 - 環境教育活動
干潟観察会、海岸清掃活動(NPO法人水辺に遊ぶ会)
自然観察会、ゴミゼロ運動(宇佐自然と親しむ会)
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