- 日本野鳥の会
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- 自然保護
- 野鳥生息地の保全
- 重要野鳥生息地(IBA, Important Bird and Biodiversity Areas)の保全
- 甲信越・北陸のIBA
- JP096 八ヶ岳(やつがたけ)
JP096 八ヶ岳(やつがたけ)
山梨県:北杜市
長野県:茅野市、佐久市、富士見町、原村、佐久穂町、南牧村、小海町、立科町
位置 | N 36°01′ E 138°22′ |
面積 | 15,000ha |
環境構成【森林】
八ヶ岳連峰は八ヶ岳中信高原国定公園の一部で南北およそ50km、東西約30kmに及ぶ山岳高原地帯で山梨側は南八ヶ岳の赤岳(2,899m)を主峰とし、それに続く6つの険しい山岳と麓に広がる広大な高原地域である。山岳には高山性植物の他にアオモリトドマツやコメツガが自生し、山麓一帯にはアカマツ、ヤマツツジなどの豊かな植生に加えて多くの湧水があり、野生鳥獣の生息環境として良好である。
選定理由
A3 | – |
保護指定
サイトの全域(90%以上)に法的な担保がある
<保護指定の内容>
都道府県指定鳥獣保護区(八ヶ岳)、国定公園(八ヶ岳中信高原国定公園)、自然環境保全地域、保護林
保全への脅威
- 清里を中心としてリゾート開発がすすみ、野生の生息環境が狭まりつつある
- 牧場の造成などによって天然林の消失が加速されている
- 夏期の観光客が増加傾向にあり、自然度が低下してきている
保全活動
- 環境教育活動:実施者(日本野鳥の会甲府支部)
内容:山梨県の協賛を得て、山麓に探鳥の拠点(飛沢溜池)づくりをした。ここを中心にして年1~2回の探鳥会を実施。
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 672KB)