渡邊野鳥保護区ヤウシュベツ(わたなべやちょうほごくヤウシュベツ)
タンチョウ保護のための野鳥保護区
北海道野付郡別海町 351.3ヘクタール
2008年、ラムサール条約湿地「風蓮湖・春国岱」(同国指定鳥獣保護区特別保護地区)と野付風蓮道立自然公園に近接した湿原を渡邊士乃武氏のご寄付を元に352.4ヘクタール(*)を買い取った。広大なヨシ原がヤウシュベツ川河口流域に広がっている。
タンチョウの生息が確認されており、野鳥保護区内で2つがい、近くの上流で1つがいが繁殖している。
この野鳥保護区の一部は、別海町の「別海十景」にも選ばれており、国道244号線のヤウシュベツ川に架かる万年橋から野鳥保護区全体を見渡すことができる。秋の天気のよい夕方には、橋の上流側に綺麗な夕日が沈む景色を野鳥保護区越しに見ることができる。
*2012年5月23日 国へ1.1ヘクタール売却