2010年10月に愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(CBD-COP10)において、世界が取り組むべき「愛知目標」が採択されました。世界的にも、地球温暖化の進行や海洋資源の減少などの面から、特に「海の生物多様性」への注目度が高まっています。海に囲まれた日本では、台風や地震・津波といった自然による攪乱があるなか、豊かな自然からの恵み(生態系サービス)を享受しつつ、いかにし生物多様性を損なわない持続可能な暮らしを成り立たせるかが問われています。 市民の起草から制定に至った「生物多様性基本法」(2008年)に基づき、生物多様性国家戦略の見直し作業が、環境省中央環境審議会で続けられています。国家戦略の素案が固まる前に、海の生物多様性に関するフォーラムをNGO主催で開催します。生物多様性保全の観点から、日本の沿岸・海洋の現状と課題を整理します。新たな生物多様性国家戦略が望ましい形で策定されるよう、市民・行政・専門家・マスメディアなど多方面の方々にお集まりいただき、ともに考える機会としたいと思います。多くの方々のご参加をお待ちしております。