水辺のいきもの観察DAY(2023年3月12日 開催)のご報告

「水辺のいきもの観察DAY」開催!

Nikon×公益財団法人日本野鳥の会 笑顔と歓声がひろがる親子向けイベントミヤコドリイラスト

3月12日、ふなばし三番瀬海浜公園(千葉県船橋市)で、親子向けのイベント「水辺のいきもの観察DAY」を開催しました。このイベントは、双眼鏡メーカーの「株式会社ニコンビジョン」および「FSPグループ ※」との共催で企画したものです。

当日は、「海洋プラスチックワークショップ」、「三番瀬バードウォッチング」、「みんなで参加するビーチクリーンアップ」の3つのセッションを実施し、大人28名、子ども25名が参加しました。

「体感型」プログラムで楽しく学ぶ!

はじめに、ワークショップでプラスチックについて学びました。三番瀬環境学習館のスタッフから、「プラスチックとは何か」「プラスチックによって引き起こされている問題」などの解説があり、環境問題を減らすために私たちができることは何かを考えました。

次に、ニコンの双眼鏡「モナークM7」や「トラベライトEX」を使って、三番瀬の野鳥を観察しました。当会スタッフ解説のもと、エサを探すミヤコドリや空を乱舞するハマシギ、ミユビシギの群れなど、さまざまな野鳥を観察することができました。離れたところにいる鳥は、望遠鏡でしっかりと観察できました。

双眼鏡

参加者のみなさんには、ニコンの双眼鏡「モナークM7」を貸し出しました

観察のようす

2つめのセッション「三番瀬バードウォッチング」では、ミヤコドリやハマシギなどさまざまな水辺の野鳥が観察できました

バードウォッチング終了後は、ビーチクリーンアップに移り、砂浜を歩きながら漂流物などのゴミを参加者全員で拾いました。ザルを使ったマイクロプラスチック探しも体験し、普段は気づかないような小さなゴミがたくさんあることを体感しました。

ゴミを拾いのようす

参加者のみなさんでゴミを拾いました

記念写真

ビーチクリーンアップを終えて記念撮影。お疲れさまでした!

すべてのセッションを終えた参加者からは、「環境問題を身近に感じることができた」「たくさんの鳥を観察することもできて、楽しみながら学べた」などの感想がありました。

今後も継続して、自然や野鳥に興味をもってもらえるようなイベントを開催していきますので、ご期待ください!

ミユビシギイラスト

※ふなばし三番瀬海浜公園、ふなばし三番瀬環境学習館の指定管理者

文/井上瑞穂(普及室)
写真/(公財)日本野鳥の会
イラスト/新岡 薫